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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/10/01
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/543,58p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09566-9
- 国内送料無料
紙の本
オスマン帝国の崩壊 中東における第一次世界大戦
オスマン帝国側から見た第一次世界大戦の諸相とは−。欧州側の史料のみならずトルコ語、アラビア語の文献を渉猟し、斯界の権威が中東混迷の遠因となった大戦と戦後処理の過程を描いた...
オスマン帝国の崩壊 中東における第一次世界大戦
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商品説明
オスマン帝国側から見た第一次世界大戦の諸相とは−。欧州側の史料のみならずトルコ語、アラビア語の文献を渉猟し、斯界の権威が中東混迷の遠因となった大戦と戦後処理の過程を描いた、中東近現代史の必読書。【「TRC MARC」の商品解説】
中東近現代史の必読書
久しく「ヨーロッパの病人」と呼ばれながら驚くほど長生きしたオスマン帝国――。19世紀末から第一次世界大戦を経て帝国終焉に至る過程について、これまでは戦勝国側の史料によってのみ語られることが多かった。しかし本書は、トルコ語とアラビア語で書かれた史料を駆使して背景を読み解き、「大戦」期における中東の動静をオスマン帝国側の視点から生々しく描き出していく。
ダーダネルス海峡をめぐるガリポリの戦いやメソポタミア戦線など、中東とその周辺における戦況について詳述する一方、本書はオスマン帝国の敗北と、連合国によるその後の領土分割についても多くのページを割いている。この戦後処理が、現在の中東のありように計り知れない影響を及ぼしているからだ。「フサイン=マクマホン書簡」や「サイクス=ピコ協定」「バルフォア宣言」といった一連の協定は一般に英国の二枚舌、三枚舌と片づけられるが、本書はあくまで戦時情勢の成り行き上の戦略として生まれたものと位置づけ、その成り行きを丁寧に説明する。
斯界の権威による、学識と読みやすさを兼ね備えた中東近現代史の必読書。【商品解説】
欧州側の史料のみならずトルコ語、アラビア語の文献を渉猟し、斯界の権威が中東混迷の遠因となった大戦と戦後処理の過程を描いた大作。【本の内容】
著者紹介
ユージン・ローガン
- 略歴
- 〈ユージン・ローガン〉コロンビア大学経済学部卒業。ハーヴァード大学で中東研究のM.A.、Ph.D.を取得。アラブ近現代史が専門の歴史家。オクスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジ・フェロー。
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