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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2002.3
- 出版社: 美術出版社
- サイズ:21cm/231p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-568-40063-5
- 国内送料無料
紙の本
20世紀の美術と思想
著者 美術手帖編集部 (監修・編集),谷川 渥 (監修・編集)
「20世紀の美術」を作品と思想の両面から俯瞰し、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、アジアなど様々な地域から厳選した100の作品を紹介。また、時代を導いた思想家47人...
20世紀の美術と思想
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商品説明
「20世紀の美術」を作品と思想の両面から俯瞰し、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、アジアなど様々な地域から厳選した100の作品を紹介。また、時代を導いた思想家47人についても取り上げる。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
現代美術の百年を総括するガイドブックの決定版
2002/03/21 23:54
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投稿者:小林浩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなガイドブックが欲しかった。20世紀における「時代を画した作品100」と「時代を導いた思想家47人」の便利な総解説本である。作品100は、20世紀の100年間を10年ごとにわけて、それぞれの時期において代表的な美術作品を、10の地域別(アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、中東欧、ロシア、アジア、日本、その他の地域)に、すべてカラー図版で紹介して解説したもの。後半の、思想家47人では、パノフスキーからグリゼルダ・ポロックまで、美術批評の大家から越境的批評家までを幅広くフォロー。彼らの功績を概観する小論に加え、略歴や主要著作までのデータをカバーしている。巻末には、「主張と動向:印象主義から現代まで」と題し、二つの補足論文(谷川渥「イズムからアートへ:覚え書き」、藤枝晃雄「メタ批評を超えて:1960年代以降」)を収録。この情報量でこの値段は安い。コンパクトながら知的水準は高く、現代の100年をまとめたガイドとしては出色の労作である。必携だ。
※美術出版社のガイドブック→『世界の美術家500』『20世紀の美術家500』『現代美術のキーワード』『近代美術のキーワード』
人文・社会・ノンフィクションレジ前コーナー3月10日分より
(小林浩/人文書コーディネーター・「本」のメルマガ編集同人)