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久し振りのジャケ買い…!
でも買ってよかった!
触れるとその人間の総てが見えてしまう少女ー慧ーを巡る話。
彼女を中心に宗教団体、政府機関…と、彼女を利用しようと目論む人間が集まって来る。
…しかし、その皆が欲する「能力」は、必ずしも一人の女性が生きて行く上でプラスに働かないなぁ…
というかマイナス要因ばっかじゃんか!!!(叫)
としみじみ思う。
さすが「漫画アクション」で連載してるだけあるかも。
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相手に触れることでそのヒトの心や未来/過去などの全てが見えてしまう少女のストーリー
見えるところの描写が独特で読んでいて不思議な気になります。
すべてを知ることが幸せであるかどうか 自分の人生のテーマとも合致していて次巻が楽しみである。
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「見える」ってとても「残酷」。
読んだあと、この帯の意味がとても理解できた。
応援したくなるけど、重く、哀しく複雑。
1巻だけど、わりとキリのいいところで終わっていてよかった。。
「七瀬ふたたび」のような感じ。
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奥が深くてなんとも言えない…。絵がもう少し好みだったらなあ。。
でも面白かったです。はい。
触れるだけでその人の全てが見えるというのも厭ですけど、それを抱えてずっと生きていかないといけないというのもまた。。
実際、そんな力あったら心壊してそうな気がしてなりません。本当に。
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触れるだけで人のすべてが解る少女。彼女は、自分が新興宗教の布教にただ利用されているだけだと知ったとき逃亡を図る。時を同じくして、日本政府は秘密裏に彼女を確保しようと企み、その任は世界でもっとも完璧な書類をつくる官僚に託された…
圧倒的なシナリオの面白さ、だけでなく台詞が深い。無駄が無い。絵は宮崎駿風だけど、デッサンのような淡さが物語をより引き立てる。ぐいぐい引き込まれます。
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まだまだ話としてはプロローグと言ったところ。
人間の心理描写が凄い。主人公の女の子の能力とそれによって引き起こされた家庭の崩壊と、その後の宗教団体での活動・・・。
とても難しい話だと思うけれど、説得力がある。
彼女に関わる人間達の心理と変化にも。
今後どのような展開を見せるのか楽しみです。
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「特殊な能力を持った主人公が巨大な組織に狙われたり追われたり」は超能力モノの定番。
簡単に思いつくだけでも、洋画なら「スキャナーズ」とか「ジャンパー」とか。
小説なら「七瀬ふたたび」「スメル男」など。結構多いですね。
このテの話は大抵仲間や協力者がいたりするんですが本作ではまったくの孤独。とある理由で自ら他人を遠ざけているんだから仕方がないんですが。
ただ後になって追う側から主人公に共感する人物が出てくるところはひねりが効いていていいですね。
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私は一生ひとり。そんな彼女の孤独にシンパシー。救いの官僚おじさまにときめき。美しい報告書に最強のミツバチのキスを。全ての秘密と答えは笑って飛び立つ彼女の未来の中に。
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触れるとその人の心が読める少女
宗教に利用されたり、国家機関に追われたり・・・
内容はすごくシビアですが、惹かれるものがあって買いました。
1巻で完結…と思ったら2巻もあるんですね。買います。
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五十嵐大介さんと比較できそうな内容。
絵柄・作風が似てる。
でも描こうとする対象や立ち位置が決定的に違う。
自然に立脚するのが五十嵐大介なら、人間の立場が伊図透。
外から内に迫ることで自己を知る前者に対して
後者は外側に広がっていくことで存在を確立する。
ついでに綺麗になりすぎないところも五十嵐大介との違い。
あくまでも人間生活を起点にしてる。
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触れることでその人の考えていること、過去・未来がすべて見えてしまう少女、慧。
見える(分かる)ことって、いいことなんてなくて、残酷なんですね。
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「見えるってとても残酷」
うーん。帯のコピーにやられました。
このコピーを最大限に活かすために、帯を大胆に表紙半分を使用しています。
大きな瞳と、女性のうつろな表情が、帯からのぞくように構成されているところが効果的です。
ちなみに何がみえると残酷なんでしょうかー?
この漫画の主人公「慧」は、人にふれることで、その人の内面を理解できる能力をもっているんですね。
そんな彼女が、その秀でた能力によって追い詰められていくことを想像させる、巧みな装丁だと思います。
筒井康隆著「家族八景」が好きな方には、おススメします。
装丁の名和田耕平デザイン事務所は、少女漫画の装丁の仕事が多いようですね。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門を同人誌で初受賞した天顕祭(てんけんさい)という漫画を昨年
ソウテイガイしましたが、このデザイン事務所の装丁でした。
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人に触れるとその人の過去・現在・未来が分かってしまう人の話。
その能力故に、人々から利用される。本人は人を覗くのが好きではない。
人間のドロドロしたいやな所が書いてある。現実的といえばそうなのかな。
主人公が人の中?にいるときの描写がすきでした。
内容としてピンときたのは、人のことなんて知らなくていい。ということ。
知らないから、知ろうとして、私たちはアレコレ人に聞き、想像する。それでいいのだと。。
自分も人が知りたくて、必要以上に情報収集してしまう時がある。そんなことしなくていいのだろう。ほどほどに知っていればいいのだ。
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1巻はまだ読むに耐えたが、2巻があまりにも黒く暗くどろどろしていたためにまとめて売り払った。
超能力のある主人公がとても痛々しい。
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触れるだけで人の心、未来、過去、全てが見えてしまう能力を持った少女。怪物と疎まれ排斥されてきた彼女は、いつしかある宗教団体の教祖に据えられていた。その能力に目をつけた国家機密組織が彼女の強奪に動く、という割と社会派なサスペンス調の話。このエスパー能力だとか、「見えてしまう苦しみ」といったテーマ自体は昔からよくあるもので、なんら新鮮味を感じなかった。人物描写もそこまで深みがなく月並み。そこまで話題になるマンガではないかなーと感じた。結局面白かったような、消化不良だったような、といった感じ。わりと完結した内容だったが、「1巻」らしいので、一応次巻以降の展開に期待。