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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/10/11
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/347,20p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08640-6
- 国内送料無料
紙の本
ライフ・プロジェクト 7万人の一生からわかったこと
1946年3月のある1週間に生まれた〈すべての赤ちゃん〉の生涯を追跡した「コホート研究」。その驚くべき成果と研究者の奮闘を、科学者や科学行政官、コホートメンバー、その他関...
ライフ・プロジェクト 7万人の一生からわかったこと
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商品説明
1946年3月のある1週間に生まれた〈すべての赤ちゃん〉の生涯を追跡した「コホート研究」。その驚くべき成果と研究者の奮闘を、科学者や科学行政官、コホートメンバー、その他関係者へのインタビューや資料をもとに綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
「科学と人間ドラマの、素晴らしい融合だ」
ロビン・マッカイ(『オブザーバー』紙、ベスト・サイエンス・ブック2016)
1946年のイギリスで、ひとつの研究が始まった。3月のある1週間に生まれたすべての赤ちゃんの生涯を追跡する〈コホート研究〉とよばれるプロジェクトだ。以来科学者は、同様の研究を数回にわたって行ない、成長していく人々の、学習、就職、結婚、死という、人生の全側面を記録してきた。
この試みから明らかになったのは、「いちばん頭の良い労働者階級の子どもは、いちばん愚かな中流、上流階級の子どもに、学校成績であっという間に追い抜かれる」「1970年生まれの子どもたちの所得は、58年生まれの子どもたちの所得よりも、親の所得と強く結びついている」「幼少期にずっと就寝時間が不規則だった子どもは、就寝時間が一部不規則だった子どもより、問題行動を起こすリスクが高い」など、貧困の根深さを示す多様な事実だった。
こうした成果はもちろん、資金難に直面した研究者たちの財政的闘い、政治潮流に翻弄される研究方針、コホートメンバーの人間ドラマまでを、徹底した取材で描き出す、「コホート研究」初のノンフィクション。【商品解説】
目次
- 著者注
- はじめに
- 第 I 部 この世に生まれる
- 1 ダグラス・ベビー 方法論の誕生
- 2 生まれながらの落後者? コホート、学校に行く
- 3 病めるときも健やかなるときも コホートと疫学
- 第 II 部 成年に達する
著者紹介
ヘレン・ピアソン
- 略歴
- 〈ヘレン・ピアソン〉遺伝学の博士号を持つ。ジャーナリスト。『ネイチャー』誌のエディター。2010年ウィスター研究所科学ジャーナリズム賞受賞。イギリス・サイエンスライター協会の大賞も2回受賞。
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