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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/09/14
- 出版社: ベレ出版
- サイズ:21cm/337p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86064-630-1
読割 50
紙の本
その問題、やっぱり数理モデルが解決します データ時代を生き抜くための数理モデル入門
著者 浜田宏 (著)
アンケート調査で正直に回答してもらうにはどうすればいいか。商品レビューの信頼度をどう評価するか。ある条件の変化が売り上げの変化の原因かどうか−。身近なテーマを題材に数理モ...
その問題、やっぱり数理モデルが解決します データ時代を生き抜くための数理モデル入門
その問題、やっぱり数理モデルが解決します
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商品説明
アンケート調査で正直に回答してもらうにはどうすればいいか。商品レビューの信頼度をどう評価するか。ある条件の変化が売り上げの変化の原因かどうか−。身近なテーマを題材に数理モデルを対話形式で解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
対話形式による解説で、数理モデルの基礎が身につく入門書。
数理モデルとは、現実の世界で起こるさまざまな現象を数式で表したものです。数式にすることで、その現象の性質を理解したり、変化を予測したりできます。
「どうやって価格を決めるの?」「売上を予測するには?」「広告で販売数を増やすには?」など、ビジネスパーソンにとって身近なテーマを題材に数理モデルを解説。
数学記号の読み方や意味から丁寧に説明するので、不安な方もどうぞご安心を。とっつきやすいのに「数理モデルの考え方」がわかる一冊。
目次
[第 1 章] しっくりこない数式の読み方とは?
[第 2 章] 確率密度関数ってなに?
[第 3 章] 確率と積分の関係とは?
[第 4 章] モデルってなに?
[第 5 章] 競争で損をしない戦略とは?
[第 6 章] 自分でモデルをつくる方法
[第 7 章] 先手が有利な条件とは?
[第 8 章] 競争に負けない価格設定とは?
[第 9 章] 売り上げを予測するには?
[第 10 章] 確率モデルでデータを分析するには?
[第 11 章] 仮説検定ってどうやるの?
[第 12 章] 観測できない要因の影響を予想するには?
[第 13 章] アプリの利用者数を予測するには?
[第 14 章] 広告で販売数を増やすには?
目次
- [第 1 章] しっくりこない数式の読み方とは?
- 1.1 青葉の疑問
- 1.2 しっくりこない理由
- 1.3 紙に書く習慣
- 1.4 平均値の総和
- 練習問題
- [第 2 章] 確率密度関数ってなに?
- 2.1 定義の読み方
- 2.2 具体例からの抽象化
著者紹介
浜田宏
- 略歴
- 〈浜田宏〉関西学院大学大学院社会学研究科にて博士号(社会学)を取得。東北大学大学院文学研究科行動科学研究室教授。専門は数理社会学。著書に「その問題、数理モデルが解決します」など。
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紙の本
良い本だとは思いますが…。
2023/09/06 13:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M.F - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆる、「数理モデル」といわれる分野に関する、入門書だと思います。
ひとくちに数理モデルと言っても、これを利用する学問分野は幅広いのですが、本書においては、ゲーム理論や微分方程式・統計学からいくつかの興味深い話題を取り上げて、詳しく・丁寧に説明がされています。
ただし、数理モデルを利用する「常連客」と言ってもよい、物理学から取り上げられた話題はありません。
このあたりは、賛否両論わかれるところでしょう。
物理学には、様々な数理モデルを構築・利用しながら発展を成し遂げてきた、顕著な実績が有ります。
数理モデルを使って、現実世界の現象を解析したり・予測したりという行為が、一番効果を発揮した学問分野だといっても良いでしょう。
ですので、たとえ文系の読者であっても、数理モデルに興味があるのであれば、物理学での利用例についても、最低限のところは理解しておいて良いように思えます。
誤解されないように申し上げますが、本書で取り上げられている題材は、興味深いものも多いと感じています。
また、数式の展開も丁寧で、途中経過の省略がほぼ無く、読み易い本です。
ただし、上記のように、物理に全く言及をしない数理モデルの本というのは少し特異だと感じましたし、個人的には、少しがっかりした部分です。
それにしても、こういった本を読んで感じるのは、数学の重要性です。
本書によって、数理モデルの重要性に目覚めても、もし仮に、前提となる数学力自体が絶対的に不足していれば、どうしようもないと思います。
本書より先の話題には進めないと思います。
ですので、数学力に不安が有る方は、本書を読む前に(数理モデルの勉強を始める前に)、まずは数学力を鍛えておくというのも、一つの方法ではないかと思います。
レビューをお読みいただいた方々の今後の御発展をお祈りして、締めくくりとさせていただきます。