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まさに教科書だと思う。
テンプレップの法則はまさに押さえるべき基本。
・理解とは、「把握」「納得」「再現」
・話すこと、書くことは結論ありき。
その結論を導くことだけを入れる。
余計な情報、入れなくても結論が伝わる内容は落とす。
・「誰に」「何を」「どうして(理由)」
・主語と述語を明確にして、一文を短くするのは鉄則。
・修飾語も極力外す
・テンプレップの法則
theme
number
point 結論・要点
reason
example
point まとめ
・テンプレップの複数階層も有り
・表現の手持ちを増やすことで多角的に表現し、
認識違いを避ける
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これは日本語における「言葉での伝え方の法則」を解説している本ですが、英語の場合にも当てはまると思いました。つまり、伝え方は、話術や文章テクニックではなく、汎用的な決め事(鉄則)で、コンパクトに4つに纏められています。
結論を明確にして、相手に伝わる日本語・言葉で、正しい順序で組み立てて話すということです。センスを磨くのではなく、やり方を学ぶことでコミュニケーション力があがるのは素晴らしいことですね。
また、「わかる」には、把握・納得・再現の三段階(p24)があって、特に3つめの再現が、相手に行動を起こさせるために重要なことがわかりました。
以下は気になったポイントです。
・話し方や「プレゼンテーションスキル」を磨いても、伝える力は上達しない、いくら話し方を工夫したり、文章の見栄えをよくしても、わかりにくい話はわかりにくい(p29、32)
・相手に伝える前に「何が言いたいのか=結論}を自分の中で明確にすること、さらに、「誰」に伝えるかによって「何を」伝えるべきか、更には、その人の状態・姿勢によって変わってくる(p35、37)
・何をに当る結論には、「その理由」がワンセットになっていなければならない(p48)
・書くように話すポイントは、1)主語と述語を明確に、2)一文を短く、そして接続詞は一つまで(p61、77)
・話し言葉のほうが伝わりやすいように感じるのは、それがわかりやすい表現だからではなく、その他(雰囲気・話の前後関係)を共有できるから(p62)
・わかりやすい文章には、1)専門用語は使わない、2)熟語は「漢字+ひらがな」にする、3)カタカナは日本語、4)動作が不明確な言葉は使わない、5)副詞は、数字に置き換える、のポイントがある(p101)
・「テンプレップの法則」:1)話のテーマを冒頭、2)言いたいことの数、3)結論、4)理由(相手が知らないことを説明するときは不要)、5)結論を補足するための具体例、6)結論の繰り返し(p107,110)
・相手の記憶に残すには、1)相手が記憶できる情報量まで、2)重要ポイント・間違えやすいポイントは繰り返し、3)暗記ポイントを明示、4)重要ポイントは箇条書きで(単語ではなく文章で)(p148,168)
・自分がどんな「文字列」を伝えるかではなく、その文字列で相手がどんな「イメージ」を抱くかを考える(p187)
・伝え方が本領を発揮するのは、なじみがない相手になじみがないテーマを伝えるとき、なので、普段自分が接しない人種(アイドル等)を想定して練習するのが良い(p206)
・相手に合わせて伝えるためには、相手と同じ経験をする、しかし絶対に相手とは同じになれないという謙虚な気持ちを忘れないようにする(p251)
2013年10月14日作成
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すぐに活用できることが、満載です。
受け入れていただくことって技術も必要なんですね。
分かりやすい伝えかたの、勉強になりました。
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●テンプレップの法則
1 Theme 話のテーマ
2 Number 言いたいことの数
3 Point 結論、要点
4 Reason 理由
5 Example 具体的な話
6 Point 結論、まとめ
●相手の記憶に残す方法
1 相手が記憶できる情報量に調整する
2 重要ポイントは繰り返し説明する
3 間違えやすいポイントは繰り返し説明する
4 暗記ポイントを明示する
5 箇条書きで重要ポイントを示す
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'「結論」と関係のない言葉は、一切入れない'
'「専門用語」を使わない'
'相手に合わせて「ざっくり」と伝えることも大事'
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さすがに伝わりやすさに工夫がこらされている本だと感じられる。
何を伝えたいのか、誰に伝えるのか、伝わるとはどういう状態か、伝え方の順番としてのテンプレップの原則(テーマ、ナンバー、ポイント、リーズン、イグザンプル、ポイントの順)、心象とスキーマを近づけるトレーニング等、参考になった。当然のことながら、この本を読んだだけでは伝え方が身につくわけではない。
また、ロジカルシンキングやMECEは、伝え方とは関係がない、ときに伝わらない原因にもなりうる点も納得できた。
13-152
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飛ばしながら読みました。
全てをしっかり読んだら個人的には実践が難しそうなので、普段使えるようなものはメモしておきます。
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どうすれば話が伝わりやすいか…
ぼんやり分かってはいるものの、焦って要点を言えないことが多い自分。
どうしたら変われるのか、知りたくて読んだ。
しかし、「そんなことできてたらこの本読んでないわ〜」というのが正直な感想。
目新しい情報は特にない。
本のアドバイスを頭の隅に入れていても、いざとなると悪癖が出てしまう。
習うより慣れろ?
マニュアル片手でもないと、私には非常にハードルが高く感じてうんざりしてしまった。
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わかりやすく、面白く、有益な本。精神論でなく、”わかりやすい伝え方”の具体的な方法が書かれている。その方法は納得でき、また、実践可能であると思う。
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上手く伝えるには、技術よりも練習が必要。
しかし、闇雲に練習しても上達しない。
この教科書の内容を忠実に練習すれば、きっと上手に伝えることができるようになるだろう。
物事をうまく伝えるためには、いくつかのツボがあり、そのツボをしっかり押さえておけば、そんなに難しいことではないのだろう。
「主語、述語を明確にすること」や、「5W1Hを確認すること」、「とにかく一文を短くすること」など、一見ありきたりなことの様に感じるが、実際の会話ではこれらが抜け落ちていて、誤解を招いたり、伝わらなかったりすることが、確かにある。
それから、一つの言葉でも(「心像」や「スキーマ」により)、皆が同じように捉えるわけではない、というのも忘れがちなことだと思う。
話し手は、どうしても自分の知識や常識が聞き手にも当てはまると思いがちなのだろう。
本書で提示されていることに普段から留意して、誤解、誤認のない健全な会話ができればと思う。
また、「テンプレップの法則」が特に勉強になった。
「テンプレップの法則」とは、
①話のテーマ(Theme)
②言いたいことの数(Number)
③結論・要点(Point)
④理由(Reason)
⑤具体的な話(Example)
⑥結論・まとめ(Point)
この順番で話すということ。
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チェック項目10箇所。「伝え方」に、頭の良し悪しは関係ありません、センスの有無も関係ありません、ただ、「やり方」を覚えればいいのです、そして、日常生活のなかで練習をすれば必ず身につけることができます、そのとき、あなたの人生も変わり始めるはずです。「わかりやすく伝える」ための4つのステップ:①「誰に」「何を」伝えるのかを明確にする②相手に伝わる日本語を使う③話を正しい順序に組み立てる④相手に伝わる言葉に言い換える。「できるだけ、ひとつの文章で『主語』と『述語』はひとつにする」。「一文を短くする」ということは、伝えるときの鉄則です。とにかく一文を短くする――、そのために、もうひとつ大切なことがあります、それは、「余計な言葉を入れない」ということです、メッセージを伝えるのに必要でない言葉・文章は全て省くべきなのです。言葉の選び方の大原則は次の2つです、①「専門用語」「業界用語」を使わない②「実は何も表していない言葉」を使わない。「熟語」は「漢字+ひらがな」に置き換える。「カタカナ語」は日本語に置き換える。まずは大雑把に全体を把握したいのに、”例外中の例外”事例まで載っているがために、何が本筋かもよくわかりません。「伝え方」が本領を発揮するのは、馴染みがない相手に、馴染みがないテーマを話すときです。
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P109 最強の伝え方「テンプレップ(TheNPREP)の法則」
1.Theme 話のテーマ
2.Number 数
3.Point 結論・要点
4.Reason 理由
5.Example 具体例
6.Point 結論・まとめ
P112 必ず「概要→詳細」の順番で伝える
P114 まず話の「全体像」を伝えることによって、聞く人に“頭の準備”をしてもらわなければならない
P130 「なぜそう言えるか?」という理由(Reason)
「なぜそう言えるか?」を補足する具体的な例(Example)
P147 「相手の記憶に残す」ために、私がいつも意識しているのは、次の5つのポイントです。
①相手が記憶できる情報量に調整する
②「重要ポイント」は繰り返し説明する
③「間違えやすいポイント」は繰り返し説明する
④「暗記ポイント」を明示する
⑤箇条書きで「重要ポイント」を示す
P237 どうすれば「相手にピッタリの表現と行間を選ぶ」ことができるようになるのでしょうか?答えはひとつです。相手に興味をもち、相手を知り、相手になりきるー。これが唯一の方法なのです。
P242 「伝えた相手がどう思うか?」を考えなければ、伝えたい内容が伝わらなかったのです。
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「伝え方の鉄則」とは、
①「誰に」「何を」伝えるのかを明確にする
「何を」とは、結論のことであり、結論を明確にし、理由とワンセットにする。また、「誰に」伝えるかで結論は変わる
②相手に伝わる日本語を使う。
(1)主語と述語を明確にする。(2)とにかく1文を短くする。書くように話し、結論と関係ない言葉はすべてカットする
(3)専門用語、業界用語は使わない。(4)実は何も表していない言葉を使わない
③正しい順序で話を組み立てる
(1)話のテーマ、(2)言いたいことの数、(3)結論・要点、(4)理由、(5)具体的な話、(6)結論・まとめ
④相手に伝わる言葉に言い換える
相手に合わせた言葉を選び、相手に合わせた表現をする
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相手に伝える前に、自分が何を言いたいか明確にする。
相手のイメージと連想を先読みする
相手にはなりきれないという謙虚な気持ちを忘れない
広く、早くなど副詞は数字に置き換える
熟語は漢字+ひらがなに置き換える
実はなにも表していない言葉を使わない (具体的な)内容が伝わるようにする。
テンプレップの法則
Theme話のテーマ/Number言いたいことの数/Point結論、要点/Reason理由/Example具体的な話/Point結論、まとめ
誰に・何を(結論)・その理由
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伝え方の教科書
2013/6/25 著:木暮太一
「伝える」ことが、あらゆる仕事の基礎にある。
わかってくれない相手を責めても仕方がない。「伝わらない」のは相手のせいではなく、「伝わる」ように話していない自分のせいだ。自分の「伝え方」を工夫すればいい。
「やり方」さえ身に付ければ、誰でも「わかりやすく伝える」ことができるようになる。本書で扱う「伝え方」は、「話術」や「文章テクニック」ではなく、もっと深く、もっと汎用的で重要な「伝え方の鉄則」というべき内容である。構成は以下の10章から成る。
①誰からも「わかりやすい」と言われる伝え方
②「誰に」「何を」伝えるのか
③スパッと伝わる日本語の使い方
④こんな言葉は伝わらない
⑤最強の伝え方「テンプレップの法則」
⑥「なるほど」と言われる伝え方
⑦相手の記憶に残す伝え方
⑧脳の仕組みがわかれば「伝え方」がわかる
⑨「わかりやすい伝え方」のトレーニング
⑩伝え方の「奥義」
4つのステップ
①誰に何を伝えるのかを明確にする
②相手に伝わる日本語を使う
③話を正しい順序に組み立てる
④相手に伝わる言葉に言い換える
全てはこのステップに集約されている。
良書である。心の中で感嘆の声をあげながら頁をめくっていった。書名である「伝え方の教科書」。まさしくその通りである。書いてあることは難しいことは突拍子のないようなことは一切ない。しかし、絶妙に体系的にまとめられた伝え方はその一貫性から説得性が高く、伝え方がしっかりと読書に伝わることは間違いない。
相手に合わせた伝え方。
相手に伝わってそして、行動してもらうことが目的。
伝達ではなく、相手の心に染み入るような伝え方を本書によみ身に付け実践していきたい。
オススメです。