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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/04/01
- 出版社: フライングボックス
- サイズ:23cm/824,47p 図版16p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-944055-91-3
- 国内送料無料
紙の本
日仏映画往来
著者 遠藤 突無也 (著)
日本の芸人、日仏映画主題歌のカバー…。映画を通じて日本とフランスを往来した、文学、映像、風俗、人物、音楽を、網羅的・複眼的に記述する。図版も豊富に掲載。芸術の「越境する力...
日仏映画往来
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商品説明
日本の芸人、日仏映画主題歌のカバー…。映画を通じて日本とフランスを往来した、文学、映像、風俗、人物、音楽を、網羅的・複眼的に記述する。図版も豊富に掲載。芸術の「越境する力」を証明する貴重なエビデンス。【「TRC MARC」の商品解説】
歌手・音楽プロデューサーとして活動する遠藤突無也(アーティスト名:TOMUYA)は幼い頃より、観た映画をつぶさにメモを取るほどの映画好きであり、90年代以降日本とフランスを拠点に歌手として活動を開始してからも、日仏映画の主題歌を中心としたコンサートを定期的に開くなど、現在でも映画に対する愛情は増す一方である。
また、国内でも有数のフランス映画のフランス公開時のポスター・パンフレットコレクターであり、そしてフランス映画の「日本公開時」のポスター・パンフレットコレクターでもある。それらを蒐集する中で出会った、フランス映画を下地にした邦画のポスター群に強く興味を引かれる。例えばジュスト・ジャカンの『エマニュエル夫人』が、日活ロマンポルノ『東京エマニエル夫人』として顕れ、それがすぐに『続 東京エマニエル夫人 個人教授』となり、ついには『高校エマニエル 濡れた土曜日』へと発展する。この生き生きとした、無邪気で自由奔放な換骨奪胎の有様を目の当たりにした遠藤は、フランス映画の影響がどのように邦画に表出しているのか、また、邦画はどのようにフランス映画を解釈・咀嚼し、日本の映像表現の文脈に吸収していったのかを、独自で一次史料を集め、膨大なタイトル数の映画を観 て研究することを始める。
研究が進むにつれ、カテゴリーは多岐にわたるようになる。「文学」「映像」「俳優」「監督」「製作」「風景」「音楽」など、多様な分野でフランス映画のインフルエンスが確認出来、そしてまた少なからず、邦画がフランス映画に与えたインフルエンスも発見するのである。
遠藤は、このように映画を通じておこる両国間の美術・風俗・トレンド・芸術理念・思想などの影響及び干渉総体を「往来」と名付け、網羅的そして複眼的な目線で記述していき、刻々と変容する両国の映像表現を浮き彫りにしていく。【商品解説】
目次
- 序文
- まえがき
- ❖ Ⅰ章 文学往来
- シャルル・ペロー
- アべ・プレヴォ
- マルキ・ド・サド
- ジュール・ミシュレ
- オノレ・ド・バルザック
著者紹介
遠藤 突無也
- 略歴
- アーティスト名 TOMUYA 東京生まれ。1992年より活動拠点をパリに移し,海外のアーティストやプロデューサーらと活動を共にしている。2007年にパリ・オランピア劇場にてコンサートを大成功させ,メディアの注目を集めた。2008年には渋谷・PARCO劇場に26 年ぶりに登場。
2012年,アルバム“PARIS KAYO”を製作,気鋭の音楽家ジャン=ジャック・サージュとの共同作業により,戦後から現代までの日本の歌謡曲をオリジナル編曲でフランスに紹介した。エンディング曲「明日の時代」は,仏の至宝フランシス・レイとボリス・バーグマンによる書き下ろしの傑作。2017年,日本映画の主題歌集であるアルバム“映画”を発表。
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