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商品説明
近代史の穴・玄洋社の素顔とは−。戦後、GHQによって「戦争犯罪の一翼をになったテロリスト集団」と決めつけられた玄洋社。その虚像を「自由民権団体」という実像へと修正する。【「TRC MARC」の商品解説】
近代史の穴・玄洋社の素顔に迫る。
近代史の重要な局面には、必ず玄洋社の活動がある。玄洋社を正確に評価できなければ、近代史の流れを正確につかむことはできない。自由民権運動、日清・日露戦争、孫文の辛亥革命、昭和維新事件、鉄道敷設と関門海底トンネル、東京オリンピックなど、具体的な資料、日記、関係者への聞きとり、海外からの研究者らとの交流を通して、従前の玄洋社に対する評価を是正することをめざしてまとめられた一冊。
戦後、GHQによって「戦争犯罪の一翼をになったテロリスト集団」と決めつけられた、その虚像を、「玄洋社は自由民権団体であった」という実像へと修正していく。【商品解説】
目次
- 〈Ⅰ〉玄洋社は相互扶助団体であった
- 〈Ⅱ〉玄洋社は自由民権団体であった
- 幕末から玄洋社発足まで
- 自由民権運動、そしてアジアとの関わり
- 清戦争との関わり
- 日露戦争との関わり
- 朝鮮半島との関わり
- 〈Ⅲ〉アジア主義を旗印として
著者紹介
浦辺 登
- 略歴
- 〈浦辺登〉1956年福岡県生まれ。福岡大学ドイツ語学科在学中から雑誌への投稿を行う。近年はインターネットサイトの書評投稿に注力。日本の近代史を中心に研究している。
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