「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
蝶のいた庭 (創元推理文庫)
FBI特別捜査官ヴィクターは、若い女性の事情聴取を始める。彼女はある男に拉致軟禁された10名以上の女性とともに警察に保護された。犯人の〈庭師〉が作りあげたガーデンとは。美...
蝶のいた庭 (創元推理文庫)
蝶のいた庭
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
FBI特別捜査官ヴィクターは、若い女性の事情聴取を始める。彼女はある男に拉致軟禁された10名以上の女性とともに警察に保護された。犯人の〈庭師〉が作りあげたガーデンとは。美しい地獄の全貌が、じわじわと明かされる!【「TRC MARC」の商品解説】
FBI特別捜査官のヴィクターは、若い女性の事情聴取に取りかかった。彼女はある男に拉致軟禁された10名以上の女性とともに警察に保護された。彼女の口から、蝶が飛びかう楽園のような温室〈ガーデン〉と、犯人の〈庭師〉に支配されていく女性たちの様子が語られるにつれ、凄惨な事件に慣れているはずの捜査官たちが怖気だっていく。美しい地獄で一体何があったのか? おぞましすぎる世界の真実を知りたくないのに、ページをめくる手が止まらない――。一気読み必至、究極のサスペンス!【商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
その見事な文章力と、物語の大きな展開に魅せられていく。
2023/01/20 09:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
滝や小川があり、蝶が飛びかう楽園のような。
完全防音で随所に監視カメラが設置され、外界から隔離された秘密の温室に、たくさんの若い女性が軟禁されていた。
そこから救われてきたはずの女性への事情聴取と、彼女の回想で物語は進んでいく。
去年の今頃、Facebookの読書会仲間が回し読みしている「人気本」を送ってもらった。
だが、読み進むことが出来ない。
少し読んでは、他の小説。
また少し読んでは、別の新書。
これだけ入り込むのに苦労した本は、ここ数年ではなかった。
女性たちが軟禁されて、酷い目に遭わされる設定に、どうもなじめなかったからだ。
200ページを読むのに1年間。
だが、200ページを過ぎたあたりから一気読み。3日で読了。
その見事な文章力と、物語の大きな展開に魅せられていく。
「これ以上、読みたくない。でも、決して止められない」
この帯のコピーは伊達ではない。
多くの読者がそうだったように、その独特の怪しい世界に吸い込まれていく。
ただし、万人受けする小説でないことは確かだ。
紙の本
200ページを読むのに、1年間。 200ページをこえたら、3日で読了。 その見事な文章力と、物語の大きな展開に魅せられていく。
2021/11/12 10:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
滝や小川があり、蝶が飛びかう楽園のような。
完全防音で随所に監視カメラが設置され、外界から隔離された秘密の温室に、たくさんの若い女性が軟禁されていた。
そこから救われてきたはずの女性への事情聴取と、彼女の回想で物語は進んでいく。
Facebookの読書会仲間が回し読みしている「人気本」を送ってもらった。
だが、読み進むことが出来ない。
少し読んでは、他の小説。
また少し読んでは、別の新書。
これだけ入り込むのに苦労した本は、ここ数年ではなかった。
女性たちが軟禁されて、酷い目に遭わされる設定に、どうもなじめなかったからだ。
200ページを読むのに1年間。
だが、200ページを過ぎたあたりから一気読み。3日で読了。
その見事な文章力と、物語の大きな展開に魅せられていく。
「これ以上、読みたくない。でも、決して止められない」
この帯のコピーは伊達ではない。
多くの読者がそうだったように、その独特の怪しい世界に吸い込まれていく。
ただし、万人受けする小説でないことは確かだ。
紙の本
美と紙一重の不条理さ
2020/09/25 18:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:枝乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
FBIの取調室で、<ガーデン>と呼ばれる場所から救出された女性が語る軟禁生活の様子が、なんとも倒錯的で不条理。生々しい描写はないけれど、とても気持ち悪いと思わせてくれる<庭師>の感性や倫理観は、残酷なグリム童話のように美と紙一重で、そのグロテスクさにお腹いっぱいです。徐々に明かされる事件の全貌にどんどん引き込まれ、最後にはある種の解放感を得られました。
紙の本
とにかく焦れる
2018/05/26 16:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯に一人で読めないほど怖いようなことが書いてあったので、どれほどのものかと恐いもの見たさで恐る恐る読み始めたが、それほどでもなかったな。まあ残酷で不愉快なものではあったけれど…。
というのも、証言をする女性があまりにも落ち着き払った様子で気だるげに話しているから。もっと錯乱とかしていたら違ったかもしれないけど。FBI捜査官の追及をのらりくらりと躱しながら取り留めなく話すもんだから、読んでるこっちは早く核心に触れてほしくて焦れ焦れ…。ほぼ全編取り調べで過去の話だけで終わっているので、あまり動きがなく。むしろ、ガーデンの秘密が明かされた後どうなっていくか書いてくれたほうが面白かったかも。その後は匂わせるだけで終わってしまった。
それにしてもエイヴリーは恐ろしい奴だった。そんなところであきらめない精神を発揮しなくてもいいのに…。