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紙の本
人体の冒険者たち 解剖図に描ききれないからだの話
著者 ギャヴィン・フランシス (著),鎌田 彷月 (訳),原井 宏明 (監修)
顔半分だけが麻痺した女性、直腸にケチャップの瓶が入った男性など、家庭医フランシスはさまざまな患者と出会い…。小説のようなケースヒストリーに古今東西の人体をめぐる逸話を交え...
人体の冒険者たち 解剖図に描ききれないからだの話
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商品説明
顔半分だけが麻痺した女性、直腸にケチャップの瓶が入った男性など、家庭医フランシスはさまざまな患者と出会い…。小説のようなケースヒストリーに古今東西の人体をめぐる逸話を交えた、読む人体図鑑とも呼べる医療エッセイ。【「TRC MARC」の商品解説】
〈クリニックを開業するのは、患者さんたちのからだといっしょに人生の風景を眺める、冒険旅行になぞらえられるかもしれない。よく知っている地形に見えても、往々にして分け入った小道が開けて、日々、新たなパノラマをのぞくことになるのだ〉
ルネサンス期、魂がどこよりも近くにあると考えられていたのが、唇だった。形を変えただけで息が温かくなったり冷たくなったりするのが、生命力の証拠だと思われていたのだ。また17世紀の天文学者たちは、星の見え方をもっとよく知るために、目の構造に注目した。私たちのからだは、いつでも世界を知るための冒険の入り口だったのだ。
スコットランドの家庭医ギャヴィン・フランシスは、ときに救急医や従軍医として、さまざまな患者に出会ってきた。顔半分だけが麻痺した女性、手のひらを釘で打ち抜いた大工さん、直腸にケチャップの瓶が入った男性……。本書はそんな患者たちとフランシス、そして人体の解明に挑んだ偉人たちの冒険の物語だ。
小説のようなケースヒストリーに古今東西の人体をめぐる逸話を交えた、読む人体図鑑とも呼べる医療エッセイ。さあ、人体をめぐる旅に出よう。【商品解説】
目次
- 守秘義務に関する覚え
- プロローグ
- 脳
- 1 魂に神経外科手術を
- 2 けいれんと聖性と精神医学
- 頭部
- 3 目 視覚のルネサンス
- 4 顔 美しき麻痺
- 5 内耳 魔法とめまい
著者紹介
ギャヴィン・フランシス
- 略歴
- 〈ギャヴィン・フランシス〉1975年生まれ。医師。作家。
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