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商品説明
台湾と日本との「旅」=移動の中から、歴史的に近代化及び国家の政策の重要な一部を担う一方、近年の日本では就労との境界が曖昧になりつつある留学の意味を、台湾人留学生の経験を中心に考える。テキストデータの引換券付き。【「TRC MARC」の商品解説】
自己を定義し定義され続け、他者との間に存在する差異に気付き意識するものとしての「留学」
台湾と日本との「旅」=移動の中から、歴史的に近代化及び国家の政策の重要な一部を担い、一方、近年の日本では就労との境界が急速に曖昧になりつつある留学の意味を問い直す!【商品解説】
目次
- 序 章 ロケーションとしての留学
- ロケーションとしての留学/本書の問題と構成/「親日」とは何か/ポストコロニアル研究における「親日」/「親日」ではない台湾人/湖の一滴
- 第1章 旅する文化
- 留学・アイデンティティ・質的研究/批判的エスノグラフィーと本土経験/規範・評価的な真理の主張/客観性の担保・分析の手順/個人と社会システムの関係/旅する文化――新たな文化観/調査のサイト――台北・京都・熊本/文化的スキーマ
- 第2章 歴史・政治・対話的ロケーション
- 歴史的ロケーション――本島と内地/政治的ロケーション――台湾と中国/対話的ロケーション――親和と距離/懸隔のロケーション
- 第3章 先進への憧憬
著者紹介
塩入 すみ
- 略歴
- 〈塩入すみ〉大阪大学大学院文学研究科修士。文学博士(熊本大学)。熊本学園大学准教授。
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