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商品説明
加賀・前田家に伝来した蔵書中、善本を精選して影印。「碧山日録」原本六冊のうち、第一冊・第二冊・第三冊をカラーで製版・印刷して収める。【「TRC MARC」の商品解説】
●碧山日録
室町時代中期の東福寺の禅僧、太極(一四二一~?)の日記。長禄三年正月~応仁二年(一四五九~六八)十二月が現存する。応仁の乱前後の社会と寺院の様子をうかがう貴重な史料である。
尊経閣本は現存する唯一の古写本で、大日本古記録『碧山日録』の底本である。【商品解説】
目次
- 【所収書目】
- 「碧山日録」一
- 〔所収〕長禄三年~寛正二年(1459~61)
著者紹介
太極
- 略歴
- 「尊経閣文庫」は正式には公益財団法人前田育徳会の通称である。前田育徳会の前身である育徳財団は、大正十五年(一九二六)二月二十六日、加賀前田家第十六代当主前田利為により設立された。「尊経閣文庫」は、収蔵品の中核ともいうべき第五代当主前田綱紀の蔵書名「尊経閣蔵書」に因んで名付けられたとされる。文庫が収蔵・管理する文化財は、大別して美術工芸品・典籍文書類・建造物から成り、そのうち国指定文化財は、国宝二十二件・重要文化財七十七件を数え、わが国の特殊図書館(古典文庫)の中では質量ともに群を抜いている。架蔵する典籍文書類は、国書約七千五百部、漢籍約四千百部、文書約二千五百点を数え、一定条件のもとで研究者の閲覧に供している。
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