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商品説明
交通事故負傷者数は、実は減少していなかった−。交通事故統計と自賠責保険支払件数の数値、自賠責保険支払実務に関する課題、交通安全対策の経緯と状況などを検証し、交通事故発生状況の実態を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
交通事故負傷者数は、実は減少していなかった――
自賠責保険統計から見えてくる、衝撃の事実
警察庁の交通事故統計(1999~2019年)に表れた、事故件数約55%、死者数約64%、負傷者数約56%の減少。しかし、自賠責保険支払件数、「隠れ人身事故」などのデータは、まったく異なる現実を示していた――
交通安全対策の根幹をなす交通事故統計が、実態と乖離していてよいのか?
誰も指摘しなかった交通事故の真実を突く!【商品解説】
目次
- 第1章 交通事故発生状況の実態
- 第2章 自賠責保険制度の現状と課題
- 第3章 交通安全対策の実施状況
- 第4章 交通安全対策の問題点
著者紹介
加藤 久道
- 略歴
- 〈加藤久道〉1947年北海道生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。日動火災海上保険株式会社などを経て、社会問題評論家、保険評論家。著書に「後遺障害の認定と異議申立」など。
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紙の本
警察統計の矛盾を告発する貴重本
2021/12/28 09:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紫亀 - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な政策の基本となる交通事故の警察統計が、実態と乖離していることを自賠責保険の業界関係者として告発した非常に貴重な本です。
ここでも統計の操作が平気で行われており、2021年の国会でも追及されていた。
多くの人が、交通事故統計の真相を知るべきであり、必読の書と言える。
ただ、内容は専門家の備忘録的な面もあり、概要を知るには全てを読む必要は無い。
例えば、警察統計は高等学校「保健」の教科書にも使われている。つまり未来を担う子どもたちにも実態とかけ離れた数字を示して教育が行われているのであり、その影響は甚大だと言える。