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hontoに投稿された本、雑誌、電子書籍のレビューやレビュアーのランキングページです。丸善、ジュンク堂、文教堂の書店員のレビューも掲載しています。著名人のレビューも随時更新中です。

今週のイチオシレビュー

市場の倫理統治の倫理 (ちくま学芸文庫)

市場の倫理統治の倫理 (ちくま学芸文庫) - ジェイン・ジェイコブズ(著), 香西 泰 (訳)

自ら考えることができる人の稀な著作

評価 4 投稿者:タヌ様さん - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は複数者の対話編型の著作であり、散漫になりがちなテーマを異なる視点から論じている労作である。実際に、このような組み立てを行うのは相当な困難をともなうものであり、力量なくして不可能なものである。
 倫理は哲学とは異なり、人が人の世界で生き抜く道徳律といったもので、真・善・美を定立する哲学とは論じる方向が違い、また扱う素材も具象物であったりする。この点を無視し哲学書みたいな評価は間違いである。当然ながら内容も日常的な米国のテレビなど実例があっても何もおかしくないのである。また読めばわかるが本書はギリシャからの西洋古典哲学を踏まえて、はずれること無く論述がおこなわれている。
 本書の白眉は、自ら考えを構想して、市場(商業)と統治という褪せることの無い現実の機能を異なる視点を対峙させて多様な側面を示し、人々はそれぞれのプレイヤーとして意識して、異なった倫理観に立つ必要があることを示しているのである。
 大方、このレベルは誰か大御所のパクリや援用でしかなく、独自の視点ではない。アカデミアの人は参考文献に記載された大御所からの引用数や難解な哲学用語が何か裏付けであるかのような捉え方をする人が多いけど、独自性などない。ただの知識過剰でしかなく、良く知っているけど、自分の独自性や創造性が無い人たちでしかないのである。
まさに対極の著作である。

十五歳の課外授業 (集英社文庫)

十五歳の課外授業 (集英社文庫) - 白河三兎(著)

高校生の頃、この作品に出合っていれば

評価 3.5 投稿者:タンポポ旦那さん - この投稿者のレビュー一覧を見る

時々、若い頃のことを思い出して“ワッ”と叫びたくなる恥ずかしさに駆られる事がある。“若気の至り”では済まされない思いに苛まれる……。歳を重ねて年々薄れていた、そんな感情を久々に味わされた作品だった。
ブラッドベリの言葉を借りれば「言うところの知恵の始まり」を迎えていない、「世界について全て知っている」子供の時代の思い上がりや残酷さ、他の人に対する思いやりの無さ、と言った自分自身が経てきた嫌な記憶がページを繰る度に甦った気がする。
白河三兎の「私を知らないで」などの既作のようばミステリーではないが、【ビターな青春小説】としては、なかなか面白い読書体験をさせてもらった。もし、高校生の頃、この作品に出合っていたなら、今とは少し違う人生を歩んでいたかも、とさえ感じさせられた。
また、何故かポール・ニザンの「アデン・アラビア」をもう一度読み返したくなった。

植物図鑑 (幻冬舎文庫)

植物図鑑 (幻冬舎文庫) - 有川 浩(著)

すごく良かった!

評価 4.5 投稿者:NTさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

有川浩さんの作品は映像化したものをよく見ていましたが、ひとつひとつ話のジャンルが違うのでどんな作家さんなのかとても気になっていて、この本も今度映画化されるというのでぜひ本で読みたいと思って買いました。

ライトノベル出身の方ということで文章がとても読みやすく、題材が草花ということで
自分の小さい頃に遊んだ記憶がよみがえって来ました。主人公のさやかがある日
突然家の前で行き倒れになっていた樹を拾って共に生活していく中で一緒に
川にある野原に出かけ、山菜を採ったり、シロツメクサやいろんな花を束ねて
花かんむりを作るところで、私も小さい頃花の首飾りを作ったり、四葉のクローバーを探したりして遊んでいたので、懐かしくなりました。

しかも樹が採ってきた山菜などを手早く料理する場面とさやかと楽しく食事を
するところがとてもほほえましく、その料理を思わず食べてみたくなりました。
巻末にレシピが載っています。

二人のラブストーリーも今流行りの胸キュン満載で、この本は私の中で永久保存版の本になりました。

書店員レビュー 丸善・ジュンク堂・文教堂

丸善

書店員レビュー

小説の神様
相沢沙呼 (著)
「小説を書く」ということ

羆 動物小説集 改版
吉村昭 (著)
祝復刊!重く、そして残る、動物短編小説集

たった1秒で仕事が片づくExcel自動化の教科書
吉田拳 (著)
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ジュンク堂

書店員レビュー

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文教堂

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著名人レビュー

「哲学からサブカルまで」書評一筋半世紀、読書人のレビューをhontoで紹介!
「哲学からサブカルまで」
書評一筋半世紀、
読書人のレビューをhontoで紹介!

「読書人」は、いわゆる知識人階級だけでなく、市井の読書層まで含めた「日常的に読書をたしなむ人々」の意味をもつ中国語に由来します。文学・芸術、学術・思想から一般書、サブカルチャーまで幅広く、文化界の最新トピックスを、第一線の研究者や著名作家による定評ある署名入り書評と、巻頭のロングインタビューや対談、座談会などで詳細に紹介します。署名入り書評掲載点数は日本一で、創刊1958年の伝統ある新聞です。


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