おおよしさわこさんのレビュー一覧
投稿者:おおよしさわこ
紙の本チョコストロベリーバニラ
2013/09/20 01:11
三者三様
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
あらすじから勝手に連想したのは
とんだ変わり者の拾 でも大好きなので全て感受するミネ
その関係に付随する置物的存在タケ
かと思って読み始めたけど三人共に精神的描写がしっかりされていてあっという間に勘定移入してしまいました。
特に置物設定で読み始めたもののタケが主役だったの?と思うほどタケの描写が濃厚ですね。ホクロの多さも・・・細かいですね、設定が。
電子書籍1等7億円が当たった俺の3日間【電子限定おまけ付き】
2021/12/12 22:10
3日間と熟考の1ヶ月の話
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
BLもこれだけ作品増えてくると設定が被ってしまうケースが多発してるし、そこで面白さや違いを出すのが大変だろうと思う。
この作品は設定が既に秀逸です。2人の関係はあるあるなのに宝くじと組み合わせるとこんなに新鮮です。
2021/12/10 22:03
輪廻転生と青い薔薇
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
輪廻転生を主題に選ぶと、どうしても内容が薄く感じる足早ストーリーになる。現世と過去の設定をそれぞれに説明が必要だからです。だからこの作品もそうした輪廻転生ネタが元々好きなのかで満足度が変わるとは思います。
私にとって青い薔薇も、初めてこの世に登場した時の新聞記事を読み、創業者の夢物語が実現したという素敵な実話に感激した思い出がある。
輪廻転生と青い薔薇、そしてヨーロッパ中世史のコラボレーション。私の大好きなものてんこ盛りです。嬉しい楽しい大好きに決まっています。
2013/05/31 12:19
やっぱり桂が好き!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
幾松表紙だから桂話だと思ってましたけど、素直に嬉しいです。
特に銀時との絡みで昔話でてくるとタマラんですね。
次回予告に出てくる九兵衛のオトコバージョンのかっこよさにも参った。
電子書籍ハッピーエンドを信じてる
2021/12/28 17:49
腐男子とノンケの物語
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
あらすじにある運命のセックスまで本の半分位かかります。受け攻めがいちいち相談する相手がそれぞれにいるんですけど、この二人もかなりGOOD!受けとは別人かと思う位、表紙素敵ですよね。
2021/12/28 17:03
人生の分岐点
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
上下巻イッキ読みをお勧めします。
ネタバレ無しでレビューが難しいです。
あらすじは主人公は交通事故で記憶障害となり、新しい記憶を積み重ねる事が出来ません。一日を過ごし寝て起きると事故後の事は全て忘れてしまう脳内は永遠の21歳です。
話は8年後29歳。5年前に結婚しますが、事故後の事なので毎朝初対面です。彼にとって変わらない事は学生の時からの親友とはまだ続いていること。その親友に恋してる気持ちは隠していること。父親のクリーニング店を手伝っていることだけです。
そうした連続することのない毎日の営みと生活している人達との調和や誤解、すれ違いが、1話毎時系列が移動したり視点が変わったりする進行とマッチしています。各話に題が付いてますがこれも凄く良いです。
『知らぬが仏』と言う言葉を思い出す少しザワつくハッピーエンド。でもこの最終回に散らばる細かな部分があるからこそ作品の深みが増します。
2012/08/02 01:30
やっぱり本物
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
本物なのか疑いたくなる程様々な書簡が出てきますが、ここは本物だと信じて読む。概略では無く書簡がそのまま掲載されている事がとても良いところだし感慨深い。
敷居が高そうな本だけれど、意外な程に読みやすい。
少しでも興味を持ったならば購入をお勧めします。
紙の本王城の護衛者 新装版
2012/07/05 20:31
魅力いっぱいの松平容保
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
全て本当の事と思い込んでしまいそうですが、事実とは異なる事もそれとなく入っています。伝記ではなく小説なのだろうと思います。でも関係ないです。これを読むと幕末の悲劇の人ですけれど彼なりのとっても前向きな日々が想像しやすくなります。
大村益次郎に興味のある方は、これに含まれる短編鬼謀の人ではなく是非とも【花神】読破にチャレンジして下さい。
新装版というだけあって字が大きく大変読みやすい文庫本です。
電子書籍秘め婿【単行本版(特典付き)】
2021/12/10 22:01
卑弥呼の秘話
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
元々謎の多い歴史ポイントだけに、これはアリだなと思えたりします。
本当の歴史家も恐らく常に妄想しているのでしょうから。
絵の描きこみも素晴らしくて、どうしても端折らなければならない部分だったり、説明不足になりそうな展開が気になってしまうスキが出ない様に読者を飲み込んでくれます。ただ最後に出てくる赤ちゃんが白黒では目の色なんかが分からない事が残念。
秘め婿という題名も良いですよね。
それにしても、こうした内容でBL誌に連載出来るようになったという事が感慨深いですね。
2015/02/09 22:15
会津ー孤ー剣
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
順番を間違ったわけではないけど、入手した順に読んだ為、1・2・3を2・3・1の順で読んだ。これにより2巻以降孝太郎が常に意識する家名再興と父の死に対して完全に勘違いしたまま読んだわけですけれど、こんな事情だったとは!そして真之介の可哀想な人生がたまらない。二人の絆が特別なものになるのも当然だった。3巻のラストを思い出す。様々な出会いがあって色んな知識や世情に詳しくなっても、真さんを選ぶし裏切る事が無い筈だ。
小天狗というキャラ設定から 小天狗の剣 という題名だったろうし、それは決して悪くないけど、この改題も素晴らしい。真さんや父の秘密や喪失していた記憶を取り戻すまでは、常に孤独だった。だからこの1巻は弧剣だよ。そして1巻の最後に弧剣じゃなくなる。
2014/12/04 23:37
武田真治の声が聞こえる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
大好きだからでしょうけれど、本を読んでいるというより、武田真治から語ってもらってる感じです。内容は勿論分かりやすく、とても好感が持てます。大好きだからでしょうけれど・・ね。
2014/08/03 21:54
脇役達のその後
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
元々牧野嫌いだったけど、この森さんの話を知ると、ホントやな奴だなと思う。親の大久保利通に比べ平穏な時期を生きているせいか小物だ。親の七光りなんじゃないの、なんて勝手に思っちゃう。
死刑囚達の寄せ書きのインパクトも凄い。
河野司は行動力素晴らしいのだけど、こうした人生はあっという間なのかなぁ。
四六時中何かを探し続ける人生っていうのは。苦労は物凄かったろうし大変だったろうけれど、少し羨ましくもある。
内容は総じてタイトル通り秘話。あくまでも226関連の本を結構読んだ後に読む本です。
紙の本二・二六事件 「昭和維新」の思想と行動 増補改版
2014/06/08 19:45
1冊で一通り分かる2.26事件
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2.26事件はその事件に至る所謂昭和史が解ってないと全然理解出来ない出来事ですが、これを読むと概ね解ります。
まずこれを読んで興味を持ったら他の本も読んでみるというのが良いかなって思います。
紙の本会津鶴ケ城の女たち 改訂
2013/08/22 19:18
当時の凄さが簡単に理解出来る本
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具体的に誰それが・・という興味より、まずこの当時の状況を理解したい人にはとても適した本です。勿論資料の羅列だけでなく合間に少なからず著者の考えが挟まる事もありますが、鼻に付きません。まとめてくれて有難うという気持ちですね。