tacqueさんのレビュー一覧
投稿者:tacque
紙の本悟浄出立
2017/02/15 08:27
万城目氏の文才爆発!
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
今までの万城目氏の作品とは完全に切り離された読み切りタイプの1冊!
そして別作家の作品の続編などを想像して書いた短編集の文才に感激でした。
彼らの作品の世界観を一切変えず、続編が描かれた作品集に感動も覚えました。
万城目ファンだけでなく、中島敦ファン、李白ファンにも是非読了いただきたい本でした!!
2013/08/17 00:40
本格派小説へ?!
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ここ最近の伊坂さんの作品の特徴で感じられるのが、宮本輝さんのような作風になってきているなぁと思います。
落ちとかイベントとか、それ相応にはあるんですが、全体を読んでいて安心感と、読み終わった後に、まだ読んでいたいたいと思わせる内容。
とても好きです。
2018/12/23 14:17
徐々にのめり込んでしまう魅力がすごい!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
初めて頁をめくったときの印象は、
すっごい文字量…。
読み始めて数頁で、「この本、嫌いかも」という印象だったけど、
好きな音楽の、それも奏者側から描いた音大付属高校の生徒の物語という
あまりほかで出会ったことが無い物語なので
正直気合で読み進めてたところ、
いつの間にかのめり込んでしまった!
そして2冊目も早く読みたいという衝動に駆られて
1冊目をあっという間に読破していた。
正直クラシックに興味がないとキツイのかもしれないが、
オケに居たことがある奏者ならすっごい共感できる本!
早く3冊目まで読了したい!!
紙の本天空の蜂
2013/08/16 12:45
とにかくすごい!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
いまから15年も前に、今の時代をよそくするような作品として、今の私たちへ問いかけてくるような作品でした。
小説としてだけでなく、私たち読者へ議題を投げかけてくるような論文のような印象もうけ、とにかくすごいの一言です!
ボリュームがとても多いので読むのに時間がかかるかもしれませんが、一気によみきってしまえるぐらいの引き込まれ具合。
東野圭吾さんの世界が徐々に変わり始めている印象を受けました。
紙の本空飛ぶ広報室
2012/12/24 01:19
自衛隊作品復活!!
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
有川さんの自衛隊3部作の続編?!という感じがでていてとてもよかったです。
夏目漱石でいう後期自衛隊3部作の始まり??
最後の終わり方が有川さんの作品とは若干ことなっていましたが、最後までめちゃくちゃ楽しく読めました!!
ぱっと見た目、とても分厚い本ですが、通勤時に読んだだけなのに3日ほどで読めてしまいました。
とてもよかったです!
2018/12/29 22:46
まるで1つの協奏曲のような本
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
全3冊を読み終えて感じたことは、1冊1冊が1つの協奏曲の楽章になっているということだった。
1冊目は、オケ曲の第1楽章に良く見られるモデラートから始まり徐々にアレグロへ変わって力強さを感じさせつつ、その中の個々がそれぞれの役割を見せ、最後の方では2冊目の期待感をちらつかせてfin.する。
2冊目は、adagioのような愛らしい感じで始まるにもかかわらず、最後は読んでいる者の気持ちもつかんで離さない苛立ちと悲しみというベールに包みこんで、ザワザワした形で終了。
このままではこちらの気持ちが収まらないという読者の気持ちをもてあそぶように3冊目へ読み進めることとなる。
すると、何もかもを達観したような気持になっている主人公と出会うことになるのだが、やはり最終楽章である3冊目は、最終部へ話が進むと新たな主題と1冊目で出ていたテーマがここにきて再現され、そして静かにFin.を迎える。
このよう、3冊を一気読みして初めて全体を理解し、そして感動できる本は本当になかった。
『船に乗れ!』
改めて、本屋大賞に選ばれるように願う作品だった。
紙の本私が彼を殺した
2013/09/16 16:52
犯人はだれ?!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
前作の「どちらかが彼女を殺した」に引き続く犯人推理小説第2弾。
前作以上のむずかしさ。そして登場人物すべてに動機があるという複雑さ。。。
私の答えは、まさかの大どんでん返しなんですが、はたして犯人はだれなんでしょう?!
とにかく最後まで引き込まれた加賀恭一郎の世界でした。
推理小説という枠で改めて書き込まれている東野さんんお世界は本当にすごいに一言です。
紙の本モンスター
2013/08/17 13:36
すごい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
本当に百田さんの作品はすべてがすごいです。
特に長編小説になるほどその凄さが増しています!!
『永遠の0』も衝撃でしたが、それ以上に『風邪の中のマリア』『影法師』、そして『モンスター』。。。この内容の訴えてくるものは1つじゃないし、物のとらえ方で何通りも解釈できるこの作品、私は今までにであったことがなかったです。
是非お勧めします!
紙の本影法師
2013/08/16 12:54
深い!
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
最後まで引き込まれ、そして最後に答えが書かれてました。
こんな人生をあゆむことは当時の武士にあったのかは不明ですが、武士道のひとつとして私なりに咀嚼することができました。
今まで読んできた司馬遼太郎さんの世界とはまた違った武士道社会をしるとても面白い、大好きな作品となりました。
紙の本NOSQLの基礎知識 ビッグデータを活かすデータベース技術
2012/09/09 13:14
NOSQLの基本知識に最適
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この本を読んで、まずNOSQLの全容を理解できたという点では非常にガイダンスとして良い本だと感じた。
しかしGoogleやAMAZONのクラウドシステムの基礎知識がまったくないと、正直ちょっと厳しいとも思った。
しかし今後3年以内に世の中のクラウドサービスがどのように変わっていくのか、そしてどのようなことがコンシュマーより求められているのかを予測するには良い本だと思う。
また半年後に再度読み直してみると面白かもしれない。
紙の本カッコウの卵は誰のもの
2014/01/05 19:24
強いメッセージを感じました
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
東野さんの作品の中でもこの作品は非常にわかりやすいメッセージを感じることができました!
ただ、犯人の落とし込みがこれまでの作品と比べ、少し単純すぎるところと動機もいまいちかなと感じてしました。
ただ、読み終わった後に本作品の強いメッセージを感じ取ることができ、やっぱり東野さんの作品っていいなぁって思いました!
やっぱり総合して満足です!!
紙の本赤い指
2013/11/27 22:50
泣きます!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この物語にでてくる家族は本当にどうしようもない人たちばかりです。
だけど、その中に巻き込まれてしまった母親が息子を最後まで信じ抜いた信念が最後のページの最後の行を読み終えるまでヒシヒシと伝わり、涙を流してしまう物語です。
是非、この本を多くの人の手に取られていく事を望みます。
2013/11/16 15:07
ついにOpenFlowも!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
マスタリングTCP/IPでOpenFlowが取り上げられました。
OpenFlowがこの教科書でとりあげられるという不思議な感覚にとらわれますが、時代の流れには逆らえないという事でしょうか。。。
これを機に改めて勉強しなければと思わされる1冊です!
紙の本レイクサイド
2013/11/04 23:44
親の心境
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
本当に子どもを思う親心。そして子供が親を慕う気持ち。
一つの殺人事件を通し、家族愛を考えさせられる物語でした。