家守さんのレビュー一覧
投稿者：家守
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紙の本
2015/02/05 21:07
一読の価値があります。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
雪のように白い髪をした凄腕の剣豪、雪路。同心だった父親が殺されて跡を継いだ新米同心彦之丞はなぜか命を狙われ、父の遺言に従い雪路を頼るが、この男、一癖も二癖もある謎な男。
……なのに暴走する彦之丞に圧されて振り回される苦労性な感じがたまりません。
突っ走っていく彦之丞と振り回される雪路の掛け合いが楽しい日常パートから、がらりと雰囲気が変わるスピード感溢れる立ち回りには手に汗握ります。
雪路の着物の合わせから覗く筋肉は一見の価値ありですｗｗ
さらに、まっすぐな彦之丞のキレのいい啖呵が爽快で、続きが待ち遠しい一冊になりました。
紙の本
紙の本ゲームシナリオのためのファンタジー衣装事典 キャラクターに使える洋と和の伝統装束１１０
2015/02/02 21:59
一冊あれば重宝します
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
参考資料として購入。
ファンタジーを知るうえで必要な近世ヨーロッパと古代から近代までの日本の服装事情が取り上げられています。
イラストには必ず解説が付き、その時代の服装が身分、職業別に取り上げられ、簡潔ながらも服飾の歴史も解説されて読み物としても面白いです。
靴、小物、髪型はもちろん、はては紋章についての知識まで網羅されてこの値段であれば十分だと思われます。
紙の本
2015/01/26 21:05
大江戸妖怪の世界がばっちり！
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
原作小説のファンで漫画化？よし買うしかないと購入。
時代物、しかも妖怪となると漫画家さんの腕が問われるところですが、原作の雰囲気そのまま、光と闇が混沌とした大江戸の世界に満足です。
雀が意外に可愛い、お小枝ちゃんはもっとかわいい！異形の者はおどろおどろしくポーはもこもこしてますｗｗ
ああこんな感じ！と原作を初めて読んだ時のワクワクがまた味わえる一冊です。
電子書籍
電子書籍テンカウント（１）
2015/01/26 20:56
続きが、続きがぁ・・・・・・！
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
表紙買いをしましたが、久しぶりに買ってよかったと思うＢＬでした。
潔癖症の克服という目標設定がありますが、病状もストレートに描写され、それがストーリーに無理なく組み込まれています。
このストーリーがこのイラストで表現されているなんて、最強です。
潔癖症に苦悩しながらも制御できない城谷さんに寄り添おうとする黒瀬君。
恋愛自体は序章でふわりの匂わせる程度で、これは一巻だけ買うとこちらまで苦悩するパターンでしょう。
既刊すべて大人買いをおすすめします。
紙の本
2015/02/04 12:24
大正ロマン漂う冒険活劇！
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
前作の長編から今回はオムニバス方式のとなっており、鹿乃子ちゃんのかわいい着物姿でほのぼのとした日常から本格推理まで、いろんなお話が楽しめるおいしい一冊となっています。
千代ちゃんの肩上げ着物に袴にパンプスはこの時代ならではの独特の衣装。ごちそうさまですｗ
ところどころ今まで謎だった左右馬さんの心の内をのぞかせるようなシーンもあったりして早くも続きが気になります。
紙の本
2015/02/08 20:43
キレ者過ぎる11歳ｗｗ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「おめでとうございます、アナタはこの本のマスターに選ばれました！」
はた迷惑な曽祖父のせいで豪華な館に閉じ込められ、性格がちょっとひねくれまくった少年パウロ（11）と、四百年前に悪魔と取引をしたことから古書に囚われてしまった〈霊のようなもの>フィラレテスが繰り広げるアルケミック・ファンタジー。｢悪魔の書｣とよばれるその本にに選ばれたマスターは満月の晩ごとに時の流れから完全に切り離されたプラハの街に強制連行される。かつて破られ、燃やされたページを取り戻すために駆け回るパウロ君とフィラレテス。そこに加わる謎の美少女と、｢悪魔の書｣を巡る人間模様が面白い。一巻はまだ序章といった風情なので、二巻が楽しみ。パウロ君のゴーイングマイウェイな発言に感動するフィラレテスの掛け合いも見ものかも。
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