gonさんのレビュー一覧
投稿者:gon
紙の本帳簿の世界史
2018/05/29 07:48
仕事に自信
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会計の仕事をしていますが、「経理」というとチョット下に見られがち、定型的な事務屋さん、AIで最初に駆逐されそうな印象を持たれているように感じていました。しかし、そうでないことを歴史が証明してくれた。ルイ14世も、歴史上の人物の偉業は正確な帳簿・資金管理から生まれている。確かに、現在の「戦争」も「テロ」も究極的には資金力が左右している。仕事に自信が持てた。会計・経理の仕事をしている人、是非読んでみて。
2015/11/02 08:44
写真がいざなう「あの時代」
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「そうだ京都行こう」のポスターはJRに乗っている人なら誰でも目にしてきたはず。この写真集で、あの写真ポスターと西暦を見ると、その年の自分が思い出されました。懐メロが「歌でその年を思い出す」との似た感覚です。美しい京都の風景を楽しむのみならず、その年の自分を思い出せる、不思議な写真集です。95%が写真。説明が少しと、最後に俳優、写真家、コピーライターのコメントが少し。まず30分で全体を見て、次に思い出に浸りながら「お気に入り」を再眺め。日にちを置いて、思い出すたび本棚から取り出す。全部見たけれど、読破には何年かかるかわからない。「読破」がすべてを読み尽くすという意味なら、私にとってこの本の読破は永遠に訪れないかも。
2019/08/31 07:36
眠気覚ましにも
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勉強中、眠くなったりしたときに、1頁音読。すると気分が上がって眠気解消。受験生なら、そんな使い方ができると思います。私は、全部読んだ後に「お気に入り」に4マーカーを引いて、そこだけ繰り返し読んでいます。
2018/05/29 07:54
情報に踊らされないために
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因果推論。実は初めて聞く言葉でしたが、自分がぼんやり思っていたこと(感覚ではなく、エビデンスに基づいた思考の修得が重要)を表す言葉だったことがわかった。データが氾濫し、個人的主観が世論のように横行する現代において、情報に踊らされないように読む必要のある本だと感じた。
紙の本新・現代会計入門 第3版
2018/05/01 07:28
読み手のニーズに応じて読み進められる本
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人気本の3版目。700ページ以上あるのでしり込みしそうだが、ご安心を。各賞は3つの構成要素からなっている。2つ目のセオリーアンドヒストリーはその章のアドバンスドな背景や深い中身が記載されているので、その章の内容をすでに理解した読み手が読み進めばよいし、3つ目のフィールドスタディは、実務的な側面が書かれているので会社員や実務家が読むのに適していると思う。もちろん、3つすべてを読んでから次の章に進んでもよいし、章の冒頭部分だけを拾い読みして読み進んでもいい。つまり、読み手のニーズに応じて読み進める本。筆者は言わずと知れた「伊藤レポート」の伊藤さん。東芝の社外取締役としても名をはせた現代のご意見番。
2017/07/18 06:04
まずは手軽にちょこっと検定勉強
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資格・検定試験が流行っていますね。ビジネスカイケイ検定は、検定を行っている団体がしっかりしています。大阪商工会議所です。すべからく年数がたつと券手試験は難しくなるもの。ビジネス会計検定は、今のうちにとっておくといいかも、と思い購入しました。社会人経験があるなら「楽勝」と言える内容であることが分かり、受験に自信が湧きました。受けようかなーとまよっいる人は、まず読んでみてください。
2015/11/08 14:11
NPO会計を知りたい人にとって信頼性ある必携の書
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NPO経営・会計に関する本はたくさんあります。ケーススタディーがほとんどで、知りたい情報が書かれているとは限りません。しかし本書は会計基準を作成した委員会が書いたもので、信頼性と汎用性があります。ケースに入る前に、基本を知りたい人には必携の書です。また、法律の解説書と違い、解説は分かりやすい文体です。別の本を読む際に、片手にこの本を備えながら読むと、
「本当のこと」を参照しながら読めるという優れものです。
2019/08/31 07:49
独自の視点
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財務会計の本は多い。内容も似ている。しかしこの本は、独自の解釈や事例も出ている。例えば、保守主義の原則の「傘と時計」の例など。その心は「安全なほうを選ぶ」。傘は降水確率によって持参するかどうかを判断し、自分にとっの安全う(濡れない)を選ぶ。しかし降るかどうか、つまり本当のことがわからない中での判断。他方「時計」は、遅刻しないように5分進めておく。これは、本当の時間は分かっているが安全(遅刻しない)のために進めている。本当のことがわからない中で安全なほうを選ぶのが会計的保守主義。他方、本当のことが分かっている中で安全なこと(わざと真実ではないこと)をするのは政策的保守主義。これは会計的には認められない。とまあこんな感じで、説明がある。読み物として面白い部分あり。しかしながら、出版されて5年もたつと、会計基準が変わっているので、現状に合わないところは注意する必要がある。
2019/08/31 07:38
理解を確認できる
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財務会計の入門書は、本屋さんにたくさんある。さらっと読んで「分かった気」になっていることが多い。その点此のドリルは、超簡単な問題を解きながら進むので、理解が十分か確認して読み進めることができる。問題はとても簡単なので、学習ドリルという感じではない。知識の確認程度だから、社会人が気楽に挑戦するのにぴったりだと思う。
2019/08/31 07:32
3冊目
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5年も前に買って音読。以来3冊目の購入。なぜかというと知人にプレゼントしているから。入院している人へのお土産に最適!!と、私は思っています。誰でもどれかは知っているからなじめるし、音読は入院中のリフレッシュにとても良いと思います。
2019/08/31 07:27
何年たっても
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子供が小さい時からお馴染みのイラスト。懐かしさと新しさ。今、孫は3才。このカレンダーを身近に観て、きっと大人になったら「懐かしさと新しさ」を感じてくれることでしょう。
紙の本財務会計講義 第20版
2019/05/22 02:52
さすがの定番テキスト
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今、財務会計の出来ストを買うなら「収益認識」がどのように書かれているか、で差が出ます。この時期に、新収益認識基準の内容を、分かりやすく、間違いなくす書かれているテキストは本書以外、ほとんど存在していません。実現主義についての詳細な説明は、会計の基礎として重要なことですが、新収益認識基準についての理解なくして、現在の会計理解はできません。収益認識についての解説本は、現在たくさん出ています。その1冊ずつを読むのは大変ですし、普通の人にはそんなに詳しい内容は必要ありません。やっぱり、読むなら「この本」です。
2018/09/30 13:23
トレンドを知る
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毎年出ているシリーズですが、トピックがその年の話題をうまくピックアップされているので、さらっと読むだけでトレンドを知ることができる。たとえば、シェアオフィスとか民泊とか、業種別業界の状況を縦の切り口とすると、トレンドを横の切り口として縦横無尽に「気になる視点」が読み進むことができる。類似本があるので、自分の切り口にあうトピックを拾っている本のほうを選ぶと良いのでは。私にとっては、断然これ!! ただし、情報が多い分、字が細かいのが読んでいてつらいところ。
紙の本方法序説
2018/05/21 16:31
手元において
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またまた読み返しました。常に新しい発見があるのが古典の素晴らしいところ。今回「今の自分」にぐっくときたのは「世界を旅して自国に帰ったら異邦人」というくだり。国際化だ、グローバリゼーションだと、踊らされているけれど、自分の国民としてのアイデンティティがなければ、単なる根無し草だし、世界に向けて発信できる中身がない。そんなことに、あらためて気づかされました。