ある社労士さんのレビュー一覧
投稿者:ある社労士
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2018/05/06 08:56
名画で読み解く12の物語シリーズ
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中野京子氏の「名画で読み解く12の物語」シリーズの第4作。ロマノフ家、ブルボン王朝、ハプスブルク家、そしてイギリス王家です。ドラマで、ヘンリー8世を観ましたが、その頃の事情が、この本を読んでよーく解りました!
キャサリン、メアリ、アン・ブリーン、エリザベスの関係が、よーく解りました!
ハノーヴァー王朝からウィンザー王朝は、家名が変わっただけですね!エドワード7世の公妾のアリス・ケッペルが、現チャールズ皇太子の愛人から再婚相手となったカミラ・ボウルズとのこと。ビジュアルの本で、電車時間などので、スキマ時間で、読めます。4作あわせて読めば、ヨーロッパの歴史が、よーく解りますね!
紙の本下町ロケット 1
2016/01/17 16:46
涙を流して読んだ本
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千葉県と愛知県との行き帰りの乗り物のなかで、「下町ロケット」を読了しました。
最後の、帝国重工の役員会の結果連絡を受けて、佃の携帯に連絡がかかってきた場面で、思わず私も、京成電車の中で、恥ずかしながら、うれし涙が出てきました。
小説を読んで涙ぐむのは、山崎豊子氏の「大地の子」や「沈まぬ太陽」を読んだ時以来ですね。
最初は悪役かと思っていた、帝国重工の財前部長や佃製作所に白水銀行から出向しる経理部長の殿村直弘が、良い人役になっていく流れが良かったですね。
特に、私自身、銀行員時代、3度の出向経験があったので、殿村が、どういう行動をとるかが気になりました。
出向社員の心得は、「その出向先会社のために、全力を出す。出向元会社では、こうだったとは言わない」ですね。
2015/08/23 01:14
不条理
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エリート軍医が731部隊の戦争責任を追及されるのは必至と考え、米軍の心証をよくする為、広島の原爆投下直後から被爆者のデータ集めを始めた第十章「封印された原爆報告」は衝撃的でした。
原爆被爆者の救済・治療を最優先すべきであるのに、データ集めを優先したエリート軍医は、まさに不条理ですね。
これまで、ほとんど、空襲を受けていなかった京都、広島、小倉、長崎、新潟を、原爆の標的とし、広島、長崎に原爆を落とした米軍の意図は、核実験ですね。
原爆の威力を確認するため、わざと、空襲をそれまでしなっかったのですね。
広島の後、長崎、新潟の自治体関係者が、市民総避難を検討していて、実際、新潟は実施していたとのこと。国が何故、主導して、総避難の警報を発することができなかったのか?
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