ぱおっちさんのレビュー一覧
投稿者:ぱおっち
2002/06/26 20:24
知りたくないようで、実は指の隙間から覗いてみたい男のキモチ
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ここでいう「もてない男」とは、性欲を金で解決できるような輩とはまったく対極にいる人種である。理想ばかり高く、そのへんにいる手直な女子などでは妥協できずに、しかし本当に焦がれる相手には見向きもされずに悶々とした日々を送るようなある意味純(?)な男性のことを総称してそう呼ぶらしい。確かにその点女性は妄想に走る傾向は少なく、現実に地をつけた恋愛や結婚をする傾向にある。妄想と現実の狭間に悩みつつも折り合いがつけられない男は、現代女性に「キモい」「クラい」などとくくられてしまうが、そういう男子って、現実に妥協できない人種であって、実はある種の潔さがあるのではないかな?などとも考え直してみたりして。でも結局、最終的には「空想で生きていけるかよ!」なんて思ってしまうあたり、やっぱり私は女です。
紙の本強く生きるために
2002/01/10 02:22
一家に1冊!読むクスリとはまさにこれ。
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
私の敬愛する美輪明宏さま。彼女の出す本は、1冊1冊すべてが私の人生の糧となっています。週刊女性といういかにも俗っぽい週刊誌の、人生相談のコーナーを連載していたという事実もかなり驚かされましたが(^-^;)、傷付いた相談者には仏になり、堕落者には喝を入れる。人生の指南書といっても過言ではない1冊です。
2001/11/22 07:55
百利あって一害なし!笑顔の力ってほんとにすごい。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この本に出会って、周りに不満ばかり持つのはやめて、自分から進んで笑顔になろう、笑顔の出し惜しみをするのはやめようとこころに決めました。そうしたら、今までストレスだと感じていたことが実は些細なことだったのに気がついたり、自分自身が快適に過ごせるようになって体調もよくなったり、周囲の人たちとうまく合わせることができるようになって、ある意味ちょっとした自己改革が起きたような気がしました。薬も器具もお医者さんもいらない笑顔セラピー、やってみる価値ありますよ。
紙の本くたばれ!専業主婦
2001/09/25 00:41
彼女の言うことは正しい。
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
読んでいてスカッとする。ここまであからさまに書いちゃって彼女の風当たりは相当のものだろうなと推測する。「専業主婦はカチク」のフレーズから物議をかもした前作「ふざけるな専業主婦」からの異論反論オブジェクション(?)をバッサバッサと斬る。生半可なゆるい反論なんて屁でもない、受けてたってやろうじゃないの! という著者の意気込みがビンビン伝わってくる。彼女の言っていることは理論整然としていて、まともな人なら誰でも納得できるものだと思う。この本は一種のリトマス試験紙だ。
紙の本紫の履歴書
2001/08/22 00:27
美輪明宏さんを知るなら、まずはこの一冊。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
30年以上前から読みつがれている大ベストセラー、美輪明宏さんの自叙伝です。美輪さん独特の美しい世界がちりばめられた、文章の宝石箱とも言える素晴らしい書籍です。数多くの男性たちとの恋、彼をめぐるめくるめく芸術の世界、そしてそんな彼に向けられる羨望と嫉妬のまなざし。まさに美のバイブルです。心が洗われる一冊。
2002/06/24 17:02
ダイエットなぞと浮かれている若者よ!これを読め!!!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
お金さえあれば、どんな美味しいものでも食べられることのできる現代社会。これだけ栄養が行き渡っていれば、医者なんていらないはず!と思いますが、ところがどっこい。成人病やガンは年々増え続け、いつでも食べ物が手に入るという状況の中、普通に生活しているだけで成人病予備軍になってしまうという皮肉な状況に陥っております。「○○が体に良い」などという情報に踊らされるのはいいかげんやめて、昔ながらの日本人の食生活に立ち返ってみるのはいかがですか? この魚柄氏の本を読んだら、グルメやら飽食やらという言葉がいかにも空虚に感じられて、食べるという行為にもっと謙虚に向き合えるような気がしてきました。笑えてタメになる、1度で2回美味しい本ですよ。
紙の本五分後の世界
2002/02/15 00:33
おのれのアイデンティティーを疑ってみろ!
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主人公小田桐がふいに迷い込んだ世界は、5分後を刻む異次元空間。そこは、第2時大戦後にただ1国、日本だけが屈服せず、あくまでおのれのアイデンティティーを持ち、民俗が淘汰されていく中での誇りとプライドを持った世界。すなわち、アメリカの賤民と成り下がった今の日本とはまったく逆の世界なのだ。日本人て、文化や誇り、そんなものを一体どこに置いてきちゃったんでしょうね? 絶対に読んでください。素晴らしい作品だということを保証します。
紙の本天声美語
2001/09/03 00:03
本当に必要なものは「ココロの栄養」。
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美輪さまの書籍は、どれをとっても私にとって心にずっしりと響くバイブルですが、この本は現代日本人が失ってしまった「美意識を磨くための指南本」と言えるかも知れません。わたしたちは、情緒的な歌や絵画、四季を愛する繊細な感覚など、戦後経済的に豊かになる代償に、あまりにたくさんの素晴らしい文化を失ってしまったことに気づかされます。こんな殺伐としてしまった現代です、これからはこの一冊で、自分自身に「ココロの栄養」を補給してあげましょう。
紙の本超・入りやすい店売れる店 図解・「客の道」がある店に客が集まる
2002/07/25 19:16
「お客」の心理を上手く動かす店にする!
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客というものは、ただ単にモノを買うという行為という以上に、自分自身を開放するために買い物をするものだ。その客心理をうまく動かす店こそが本当に成功する店である、という観点から書かれたこの本は、私自身が店側の立場でもあり、また消費者の立場でもある故に「なるほどなぁー」とうなずかされる所が多々ありました。買い物が、人間を開放させるための1つの手段であるとすれば、「楽しくて」「堅苦しくなくて」「入りやすくて」「人がたくさんいる」というキーワードが必然的に出てくるのです。この本では実際に成功している店を図解入りで多数紹介していて、その店鋪のどれもがそのキーワードにあてはまるのです。人間の心理を上手く導いていく事こそがこれからの成功の鍵なんでしょうね。勉強になりました。
紙の本エコロジー幻想 日本社会を不幸にする 「環境にやさしい」が環境を破壊する
2002/07/24 18:19
エコロジーという言葉こそが地球をダメにする!
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すごく面白い本です。この著者は、エコロジーという発送自体が余計に環境をダメにするという視点で物事を見ています。「環境にやさしい」といいつつエネルギー効率の高いリサイクルをするのは、ある側面から見れば再利用できて環境にいいようにも見えるけれど、その実モノを安易に消費することへの免罪符にもなってしまいかねません。人間は肉食動物のどう猛な部分と、草食動物の気楽な部分を兼ね備えた地球上でいちばんやっかいな生き物だと著者は言っていますが、まさにその通りだと思います。「地球に住まわせてもらっている、間借りさせていただいている」というくらいの謙虚な気持ちでいかないと、ホント取りかえしのつかない事になりそうです。
2002/07/24 18:18
1食100円!究極のグルメは自分の手料理!!
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タイトルからも分かるとおり、この本のテーマは「もったいない」。この本を読むと、美味しいものを食べることに対して、高い代償を払う必要などまったくない事に改めて気づかされます。最低限のお金しか出さずに、時間もかけず、しかもちゃんと美味しいモノを食べられるなんて、ちょっとしたカルチャーショックです。「時間がない」「お金がない」「食欲がない」「ウデがない」(笑)…など、ど〜んな人でもお金も時間もかけずに美味しいものが作れるレシピが盛り沢山。これからの不況を乗り切るためには、何はなくともこの1冊!
2002/06/24 17:02
子供だけじゃもったいない!おじゃる丸のふかーい世界
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NHK教育で放映されている、子供向けアニメ「おじゃる丸」の一部を抜粋したストーリ−ブックです。私は普段アニメなどほとんど見ないスレた大人なのですが(笑)、このアニメは主人公のとてもまったりとしてマイペースで、自分の好きなように生きていて、しかも自分のかわいさを武器にかなり我が侭ことを言っても許されてしまうという、強烈なキャラクターにめちゃめちゃ惚れてしまいました。その他にも出てくるキャラクターがどれもこれも人間的に奥深いものがあり、これはまったく子供だけに与えておくのはもったいない作品です。この本もアニメをベースにしているだけあって、まるで哲学書を読むような奥深い世界が繰り広げられております。こんなストレス社会にこそ、おじゃる丸のようなアニメが受け入れられるのかもしれませんね。
紙の本節約食生活の裏ワザ便利帳 食べたいものを食べながら30%の食費をカット
2002/06/21 17:58
気がつけば、食費が削れて貯金が貯まる!
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冷蔵庫に何が入っているのか把握できない、食べきれずに残ったものは結局ごみ箱行き、なーんてこと、よくありますよね? 生活の部分で一番削れるのは食費といいますが、でも食べることはケチケチしたくないし、おいしいものを食べたいし、栄養バランスも崩したくない… 食に関する悩みは尽きません。そんなお悩み、この本がぜーんぶ解決しちゃいます! 食べたいものを食べながら30パーセントの食費をカットするという壮大なテーマを掲げた本書は、食に関するありとあらゆる節約法が掲載されていて、食費を削りたい私たちにとって、つよーい見方! 得する買い物の仕方、無駄のない食材の使いまわし、フリーザーを上手に使う方法など、これ1冊を実践すれば食費大幅ダウン間違いなし! 浮いたお金で、貯金が貯まるかも!
紙の本東京&首都圏親子ででかける社会科見学おもしろガイド ’01〜’02
2002/06/19 15:58
これからは、頭が良くなるレジャーなんていかが?しかも無料!
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子供を喜ばせるには一苦労。お出かけなんて連れて行った日には食事だ遊びだ土産だと、何やらかんやら気がつけば、とってもお金がかってしまいます。だから、お出かけと言ったらこれからは社会科見学なんていかがでしょうか? 工場見学や公共施設などをうまく利用すれば、1円もかからないレジャーが楽しめちゃう! 工場見学などは、無料でお土産がもらえるところもたくさんあるので、親にとってはまさに一石二鳥です。無料で楽しめ、お土産がついて、しかも頭が良くなっちゃう(かも?)これからのレジャーには社会科見学が絶対ハズせませんよ! パパママ、お金がないなんて嘆いていないで、ぜひこの1冊を手元に置いておいてくださいね。
紙の本お値打ちソウル
2002/06/19 15:48
ホンモノのソウルをがっつり楽しもう!
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安くて濃厚な貧乏旅行を推奨する、山下マヌーさん。この本はお隣りの国、ソウルに関するガイドブックです。しかしマヌーさんの本だけに、ただのガイドブックでは終わらない! 限りなく現地人の目から見た「ホンモノのソウル」スポットが目白押し! ドラム缶で焼くとろける豚カルビや、ソウルのお嬢様女子大生御用達の800円アカスリなど、るるぶじゃ絶対載ってない穴場がこれでもか! とばかりに掲載されています(笑)。普通のツアーに飽きた人、これからはちょっぴりのお金でがっつりと本場の快楽を楽しんでみませんか?