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ふにゃさんのレビュー一覧

投稿者:ふにゃ

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紙の本

ただひたすら退屈

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は新伝奇と称して売り出された。笠井潔による解説でも、本書は伝奇小説の系譜に位置づけられている。だが、良くも悪くも山風や半村良の伝奇小説とは全くの別物であるというのが、私の素直な読後感だ。
特に違和感を感じたのが登場人物の造形である。私がいわゆる「萌え」という概念がイマイチよく分からない人間だからなのかもしれないが、登場人物にほとんど魅力を感じなかった。登場人物の思考も理解不能(あるいは共感不能)で、作中で何度も繰り広げられる禅問答も退屈極まりないものでしかなかった。
おそらくこの作品の評価を分けるのは、主人公である両儀式に魅力を感じるか否かであると言い切っても良いだろう。残念ながら私は後者だったのだ。
文章も読みづらい。本来学生時代に書いた同人誌だったから当然かもしれないが、端的に下手であるのに加えて、無駄に長い。この内容なら、半分ほどの分量で良かった気がする。

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