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愛月さんのレビュー一覧

投稿者:愛月

13 件中 1 件~ 13 件を表示

紙の本

紙の本阪急電車

2008/01/30 21:26

この書籍はちょっぴり特別です♪

11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

寒中見舞いとして著者から届いた葉書に新刊のお知らせとしてこの書籍の名が挙げられていて、さっそくここで調べてみたところ、なんと今津線じゃないですか!!私事ですみませんが、最寄り駅が今津線沿線なもので、かなりはしゃいでしまいました・・・(笑)そして即買い、宿題課題をそっちのけで読みました!!(笑)
舞台が電車。その設定もさることながら、話の題材もいい。さすがこの著者だ、と言わざるを得ない書籍です。駅毎にエピソードを繋げていく感じが面白くてなんとも言えません。味があります。ほのぼのしているけれど、それだけじゃない。芯があって、強さがある。人の温かさが優しい話もあれば、暗い一面を描いた話もある。片道が連載をそのままに、折り返しを書き下ろしでこの書籍は成り立っているのですが、中には著者が耳にした実話をアレンジした話も載っていて、とても楽しいです。関西人の粋なところも迷惑なところも巧く書かれていて、さらに惚れました!!今でもこれ以上ないってくらいこの著者に惚れ込んで読んでいるのに、どこまで引き込んでいってくれるんでしょう(笑)
ひとりひとりの描写が濃やかで、するっとその人に入っていける。それでいてしつこくない。途中で止めようと思っても抜けられない。ほんとにすごい著者だと思います。
気になっていた川の中州に描かれた「生」の字の真相も書かれていて、驚きました(笑)私は単に悪戯か、何かの願いだろうと思っていて、毎日通学時に友達と「せい」か「なま」か、「悪戯」か「願い」か面白可笑しく話していたのですが、著者は「呪い」という発想を持ち出していて、驚きの盲点でした(笑)本当の意味が何なのかは書籍を読んでのお楽しみですが、納得の話でした。。
私にとって新たに特別な書籍となりました。ほっこりした気持ちになれるいい書籍です。ぜひ、読んでみてください。

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紙の本

紙の本図書館革命

2007/12/13 11:13

奥深いです

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

図書館シリーズの最終巻!というだけあって、感慨深いモノでした。
この本は本当に色んな要素が詰まっています☆☆
作者も後書きでよく言っていますが、ベタ甘は今回最強です(笑)もう笑いなしには読めない・・・(笑)ニヤけてしまうのが目に見えているので家で読みましたが、ホントそうしてよかった・・・(笑)さすが有川浩さん!って感じのベタ甘っぷりなので、かなり期待していいと思います(笑)
あと、今回は時事にも触れてありました。暗くなるほど深刻には書かれていないのに、必ず考えさせられる、そんな感じです。ある権利の一部と引き替えに、身の安全が保証されるかもしれない、そうなった時あなたはその権利を放棄しますか?そういう話です。政治や権利の話にあまり興味がなく、「関係ない」と切る人もいるでしょう。あるいは、「身の安全が第一だ。多少の犠牲はやむを得ない」と手放す人もいるでしょう。私は、それが決して間違っているとは思えません。「目先のことしか視えていない」とも言い切れません。だから、考えさせられるんです。世の中には様々な考え方の人がいるのは当たり前です。そして、その考え方を一概にあれこれ決めることはできません。
現在、犯罪助長の原因の一つとして書籍が槍玉に挙げられることが少なくありません。そういう世の中だからこそ、実感を持って読める問題でした。
話が堅くなりましたが、この巻はホントに色んなエキスが詰まってるんです(笑)笑いはモチロンのこと、泣きもあるし怒りもありますし、照れちゃったり、へぇーって感心しちゃったりもあります(笑)
主人公と上官の気になる関係は!?
あの兄弟の長きに渡る確執は!?
はたまた、あの人達の関係は!?
そして、図書隊と良化隊は!?
全部、この最終巻で読めます!!
ぜひ、読んで下さい☆☆

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紙の本

コレ、おすすめなんです。

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

奈須きのこさんをご存じの方はモチロン知っている「空の境界」!
これが文庫サイズ3巻(上・中・下)になって新たに登場しました!!
カバーイラストも新装され、さらにカッコイイ感じに仕上がってます!!
文庫サイズなのでハードカバーとかの本棚と一緒に分けて保管する必要もなく、にょきっと飛び出したりもしません(笑)
2年間の昏睡から目覚めた少女・両儀式が記憶喪失と引き換えに手に入れたのは、この世のあらゆるモノの死を視ることのできる「直死の魔眼」。死を体現した結界で、彼女は何を思うのか…。伝説の同人小説、待望のノベルズ化。・・・というアオリのこの小説ですが、そうですね、「月姫」などをお読みになった方はご存じでしょうが、「直視の磨眼」ってどんな感じで視えるんだろって思いませんか?私はそれが気になったのもあって、手に取りました。
「モノの死」は「線」で見えるんですね。歪な「線」。「モノ」であれば生まれたときから内包している崩壊・・・つまり、生まれたモノには必ず死が訪れる決まり。それが、両儀式には「線」で現われて見えているんです。そして、その眼を利用して、殺人など生死に関わる事件的なものに関わっていく。
奈須きのこさんにお決まりの変わった名前の登場人物はもちろん登場します。変わった友達?に、式を利用しつつもかなり気にかけている変わった、怖いけど面白い、とある事務所経営者の女の人。
全体的に、かな~りオカルティックな話です。でも現実感もちゃんとあるし、ストーリー性がよくて、意外性もある。没頭すること間違いナシです!!
奈須きのこさんの本まだ読んでない、「DDD」しかまだ読んだことがない、そんな方々!!ぜひ読んで下さい。。


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紙の本

紙の本図書館内乱

2007/12/14 19:51

図書館シリーズの中でイチバン大好き!!!

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

1作目で惚れ込んで、続けて借りたこの2作目。
惚れ込みすぎてどうしよう・・・!!!笑
ハードカバーは高いし、学校でバイト禁止の高校生にはキツイ・・・!!
ですが!このシリーズ、ひいては有川浩さんの作品!!コレは全部集めることにしました!!今頑張ってます!!もうホント、それくらいの本なんです!!!笑
ベタ甘とか、そういうのが好みでない方にはオススメできませんが、好みの方には超絶オススメです!!!笑
ストーリーの展開は、前作より落ち着いた感じになってます。バトルらしいバトルはないし、どちらかといえば現実あってもおかしくないような範囲のバトルって感じでした。
小牧教官とその幼なじみ(聴覚障害者)の恋を半メインっぽく描いてあったりします。一番気づかれにくい障害である「聴覚障害」が、作中にそういった人物を混ぜることで、わかりやすくかつ実感の持てる形になっていました。「あー、そっか・・・」となにかしら感慨深く思うところが多かったです。
あと、手塚兄弟の確執について。これがまた規模の大きい確執で・・・(笑)兄弟喧嘩なんて、ぴょーんと一足飛びな感じです・・・(笑)でも手塚(弟)の側から見れば兄弟喧嘩に見えないこともなくて、そこがまたある意味面白いところでもありました(笑)そして、これに主人公である笠原が巻き込まれるのですが、なんというか、ハラハラドキドキじれったいくすぐったいって感じです(笑)緊迫した場面のすぐ後に超ベタ甘なシーン(それも「素」で笑)が来たりして、飽きない!!!ホント、途中でダレたり、嫌~になってきたり、そういうの全然ないです!!
最後に「王子様」の正体が手塚(兄)によって主人公にバラされて、この巻はお終いです(笑)その時の主人公といったら、余裕で想像の範囲の反応なんですが、ここは作者のすごいところでしょうね、笑わずにはいられません(笑)
続きがここまで気になる本っていうのも珍しい気がします(笑)モチロン即読みました(笑)3巻もオススメでしたね☆☆でもやっぱり題にも書いたように、私の一番のオススメは2巻です!!ぜひ、1巻だけで終わっちゃったりせずに、2巻も読んでみてください!!!あ、1巻読まれてない方はそちらもぜひぜひ読んでみてください♪♪

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紙の本

紙の本エンジェル・ウィスパー

2008/03/09 12:21

幻想的な

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

神社にまつわる話。それがこの物語の主軸でした。現在の巫女である一人の少女と、かつて巫女であったその姉妹。そして、長兄を事故で亡くし、父の転勤に伴って、その神社のある地へと移った一家。その家族の次男が主人公です。弟は絵の才能に恵まれており、ある有名なコンテの賞を受賞する。その時から様子がおかしく、そして・・・失踪。主人公が弟を捜し、翻弄するにつれ、その地にまつわる不思議な話を耳にし、様々な奇異を体験する。
神社に奉納されている薬丸。ミイラ。そしてそれらによるチカラ。・・・オカルティックな話でした。全体的に見ても、あまり現実感のある話ではなかったです。でも、だからこそ幻想的というか、気後れせずに深入りできる話でした。
最後のクライマックスは、絵などが一切無いにもかかわらず、映像が脳裏に浮かびました。哀しい場面で、哀しいと思う気持ちがある反面、美しいと思わずにはいられませんでした。しばらくの間、その映像が残り、虚無感というか、何も頭に浮かびませんでした。
書籍としての価値が高く、一読に値します。
著者の洗練された才能を感じずにはいられませんでした。
ぜひ、読んでみてください☆☆

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紙の本

紙の本恋愛写真 もうひとつの物語

2008/02/23 22:42

気づけば泣いてました・・・

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この書籍は、今までで私が自然に泣いてしまった唯一の書籍です。
普通、感情の起伏で「あ、泣いてしまう・・・」とわかって涙を流すと思います。私もいつもはそうです。でも、この「恋愛写真」では違いました。気づいたら泣いていました・・・。物語を読んで自然に泣いてしまうこともあるのだ・・・と衝撃を受けました。

あたたかくて、やさしくて、哀しい物語。
在り来たりな言葉かもしれませんが、この物語を表すのにこれ以上の言葉はないように思います。
描写が細やかで、些細な言葉の中にも想いが込められていて、登場人物の気持ちやその場の雰囲気がストレートに伝わってきます。

また、この書籍は「愛」というテーマに、ひとつの答えを示していると思います。「純愛」なんて言葉ではくくれないものを感じました。私の恋愛に対する見方に、違う色を差し入れてくれました。これから先、きっと大切な光となって私の胸にあり続けると思います。

誇張ではなく、私の大切な一冊です。
本当に読んでよかったと思いました。
でも、「ぜひ」なんて言葉は似合わない書籍なので、今回は使いません。
読んでみようかな、とお思いになれば、
もしよろしければ、読んでみて下さい。

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紙の本

紙の本海の底

2008/01/19 09:41

ぐいんぐいんきます・・・笑

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

図書館シリーズでハマって、その次に手にしたのがこの書籍だったのですが、ますます有川浩さんの書籍を読んでみよう!と思いました。
突然変異した海洋生物が横須賀一帯を襲撃する、というのがこの話の軸なのですが、それに対する人々の言動や心情などが巧く書けているのです。この類い希なる文章力・発想力に感激しないではいられません。その上、物凄い引力を持っています。読み始めからぐいんぐいん引っ張られ(笑)、それに抵抗することは不可能に等しいです(抵抗しようなんて端から思いもしませんでしたが笑)。
現在の政治などの統括形態を浮き彫りにするような展開もありました。また、ネットの書き込みなどといった時代の特徴もその書籍に取り込んでいました。そういった中で登場人物1人1人をしつこさは感じない程度に細かく描写し、背景にも手抜かり無く、更にその引力を増していました。
突飛な状況下にある話ですが、現実感に富み(すぎている)のもこの書籍に引きつけられる一つの要因かもしれません。
著者が女性であるからか、女性の心理描写等には殊更目を見張るものがあります。電撃大賞の書籍でこの著者が書評を書いたときに「奇を衒わない」と評されていたのですが、私はこの著者自身まさにそうだと思います。
お気に入りの一冊です。
ぜひ読んでみて下さい!!

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紙の本

紙の本×ゲーム

2008/01/10 16:21

起こってほしくないスリル

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

小学生くらいの頃に×ゲームをやった記憶はありませんか?
何かのゲームで負けたり失敗したりするとやる羽目になってしまうアレです。中には本来のゲームよりも×ゲームの時の方が盛り上がっちゃったりした記憶もあるのではないかと思います(笑)
×ゲームに熱が入ってきちゃったりすると「好きな人に告白」とか「これから初めてあった人に告白」とか「誰々に告白」とかいった類の×ゲームがなぜかあったりします。
この書籍はそれがルーツになっている話です。
ある事件が起き、主人公の周りに浮かんできた1人の人物。その事件には主人公が昔にした×ゲームが深ーく関わっていて・・・
とにかく薄ら寒くて「うわー・・・」って言ってしまうような恐い話です。
現実には有り得ないと思うものの、ものすごくリアリティを感じざるを得なくて、顔をしかめつつ手に汗握りつつ鳥肌を立てつつ、時には驚いたりある意味で感心したりしながら読みました。
この著者の書籍はどれも読みやすくて現実感のある異色(人間の恐い一面を全面に押し出したような)ものが多いのですが、これも例に漏れません。
ぜひ読んでみてください。オススメです!!

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紙の本

紙の本イチゴミルクビターデイズ

2007/12/30 18:53

なんか、自分的に有り得ない感じなのにミョーに納得できた・・・笑

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

しがないOL3年目。そんなある日、高校時代の親友であり魔性の美少女であり、「強盗殺人犯」−鞠子が、3千万の札束と紫色のちっちゃい下着をトランクに詰めて、わたしのマンションに転がり込んできて…?!
青春のビフォー&アフターストーリー。。。
・・・というのがこの書籍のアオリです。アオリ通り、結構奇抜な内容でした。
構成は、主人公が24才の時から始まり、17才の時へと移り、また24才に戻り・・・と24才と17才の物語を交互に読む感じです。その中に共通して登場する鞠子。そしてもう1人、都丸。主にこのふたりに主人公を加えた3人で、時を変えて話が進みます。
今の自分と昔の自分。変わったところもあれば変わらないところもある。そのことに自分は何を感じているのか。どう思っているのか。懐かしかったり、うれしかったり、もどかしかったり。時には悲しかったり、憤ったり。そういったことも巧く書けていたかと思います。
どうにもならない自分の感情。自分でも、何が一番後悔せずに済むかわかっているのに、それがしっくりこなかったり。気持ちの上で納得できなかったり。なんかすごく、色んな意味で「う~ん・・・苦笑」って思っちゃいます・・・笑
さらさら読める文体でしたし、軽く読みたい方にもオススメです☆☆
ぜひぜひ読んで下さい♪♪

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紙の本

紙の本NO CALL NO LIFE

2007/12/21 21:30

なんとも言えない気持ちになりました・・・・・

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ご存じかもしれませんが、この著者には「キーリ」という全9巻の著作があります。私は中学生の時にその1巻にハマり、以降最新刊の度に本屋に行き、高校生の今になってもかなりお気に入りです。そこで、ハードカバーも読んでみようと購入したのが「NO CALL NO LIFE」です。もうひとつ、「イチゴミルク ビターデイズ」も購入しましたが、そちらの方もまた書評を書こうと思いますので見て頂けたら幸いです(笑)
話が少しそれましたが、この著作は表題通りのものでした。ちなみに、表題は「擦り切れそうなギリギリの青春」です。
女子高生の有海(うみ)を中心とし、有海の兄である「航兄」、友達の「日野ちゃん」、そして、「春川」。この4人が主な登場人物です。
始まりは「繋がるはずのない電話」。それが、この物語の始まり。表題や物語の始めの方は、他の設定に関しても少し在り来たり感を否めませんでしたが、進むにつれてそれはなくなりました。繋がるはずのない電話、なんて現実感がないように思えますが、これは違います。最後の方はうるっときてしまいました・・・。最後の最後は呆然とした、というか、少しの間ぼーっとしてしまい、なんとも言えない気持ちになりました・・・。
ホントにうまく「擦り切れそうなギリギリの青春」を描けていると思います。むしろ擦り切れちゃったかもしれないくらいです・・・(笑)
ホントよかったです。オススメです!!

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紙の本

紙の本LOVE LOGIC 蜜と罰

2008/02/12 22:13

まるで「頭脳迷路」のような新感覚ノベル☆☆

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

西尾維新さんと時期を同じくして、講談社から2007年大河ノベルズとして「パーフェクトワールド」という書籍を発行された作者の、10周年記念作品です☆☆
理想の恋人を見つける会員制クラブの特別イベントとして、高原リゾートのロッジに招待された男女10人。相思相愛の相手を見つける恋愛推理は、史上最悪のデスゲームへと変貌する。小説+ゲームブックの新スタイル館ミステリ。
・・・というアオリなのですが、やはりかなり新鮮でした。私はゲームブックをあまりやらないので余計にそう感じたのかもしれませんが・・・。
半分弱は普通の小説です。そこから先がゲームブック形式になっており、自らも結果を推理して進む先を決めます。自分の推理した結果で次の科白を選び、そこに指定されている次のページを開きます。そしてその続きを読み、また推理して・・・という形です。
ロッジに集められた10人は、会員登録の際に様々なデータを登録している。そのデータを基に主催側が決定した相思相愛の者を10人の中から2人ずつ、1時間毎に決定する。そして、そのふたりで1分だけ出現する橋を渡る。だがその選択が誤っていれば、確実に「死」が訪れる・・・。少し省略しすぎていますが、大体このような感じです。その「相思相愛」だと主催側に決められた「ふたり」を、私たち読者自信もデータを基に推理して話を進めていきます。無事10人全員を「カップル」にすると、それぞれの登場人物に共通する「過去」が語られます。その共通する「過去」こそが、その10人の選ばれた理由となるのですが。
正直、ページをいちいち飛ぶのが少し面倒だったりもしますが、自分の推理によって結果が変わっていくのはすごく面白いです。どこからも飛んでくることのできないページもあったりします。納得のページですが(笑)
まるで一種の「迷路」のよう・・・☆
遊び心がくすぐられます☆
ぜひ読んでみて下さい☆☆


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紙の本

すごく好き

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

有川浩の小説の中でもかなり好きです。
図書館戦争とリンクしている点も、ポイントです。
ベタ甘が好きな方には本当におススメ。

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紙の本

いらいらする

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

田島さんの漫画は好きでずっと購入してたけど、今回ばかりはもうやめようと思う。もともとそんなに上手じゃない絵も、どんどん雑になってるし、なによりストーリーが最悪。
最初っから、は???みたいな展開は多々あって(省略するけど)、今回も眉顰める展開ばかりでもう嫌になった。
一例。失恋したかもーって勝手に落ち込んで、新人が仮病で会社休むなんてありえない。ビール買ってるところさっそく会社の人にバレるけど慰めてもらうって、どんだけ…
直属の上司もそうだけど、正論しか言ってない他部署の人に対しても「この人こわいよ~泣」って、別に声荒らげてもないのに何言ってんのコイツ?って感じ。
終始イライラする展開でした。

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