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tadanoさんのレビュー一覧

投稿者:tadano

14 件中 1 件~ 14 件を表示

紙の本

紙の本20歳のときに知っておきたかったこと

2012/01/26 21:47

私はどれだけ自分の思い通りに生きていれているのだろうか?

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本、初っ端からもう惹きつけられる内容。資金5ドルと2時間でどれだけ稼げるか?
この授業では実は5ドルに囚われてはおしまい。元手などなくてもニーズをはっきりと捉えればビジネスチャンスは十分に転がっている。
その後の章でも、元手は無かったのに、うまく振舞うことで資金を調達してしった例などもでてきます。
この例については個人的には、レバレッジ投資と同じようなもので失敗したらダメージが大きいとも思うのですが、そのときの本人が背水の陣であれば、そんなこと気にするだけ無駄。とも思える例なのでなんとも賞賛はし難いような、数ある無謀なものの中でただ運が良かった例ではないかとも思います。

思い込みとかいったたがをはずすためには良い本ではないでしょうか?
私はどれだけ自分の思い通りに生きていれているのだろうか?

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紙の本

紙の本もっとも美しい数学ゲーム理論

2012/01/26 21:56

個人的にゲーム理論と聞いて思い浮かべるのは戦略の最適化、麻雀やらポーカーで何を切るか?という程度のものだったが、

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

個人的にゲーム理論と聞いて思い浮かべるのは戦略の最適化、麻雀やらポーカーで何を切るか?という程度のものだったが、はるかにその上を行く内容だった。
ゲーム理論から生物学へ、ネットワーク理論、量子力学とのつながりなど、多分野への発展を述べている。

特に、合理的とは限らない人間、人間性に対してゲーム理論を適用するために、人間性を無視し、ただの粒子とみなすことで統計力学的につながり、集団をあらわす指標は温度という一つの帰結にはやられた。
確かに、集団化した場合には個々を測定するよりも集団を測定するほうが容易く、何より正確だ。
実験で微粒子の粒度分布を電子顕微鏡で一つずつ見るより、光散乱を測るほうが楽で十分だったりする。

また、実は統計力学よりも社会物理学(ゲーム理論)が先に存在していたというのも面白い。社会物理学という未成熟なものをヒントにマクスウェルは統計力学を作り上げ、さらに今、統計力学をヒントに社会物理学が研究されている。
多くの場合は完成されたものをヒントに発見や発明がなされると(主観的には)思うのだが、出来上がっていないものをヒントにして、先に完成させたというのは面白い。

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紙の本

紙の本品質管理のための統計手法

2012/01/26 21:42

新入社員教育などにもオススメしたい内容である

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

同著者の統計に関する本は数冊持っているが、どれもわかりやすく、簡潔なのに正確さを欠かない。
中でもこの本は最も基本的な部分、母数と推定量の関係などを説明しており、新入社員教育などにもオススメしたい内容であるし、すでに回帰分析や工程能力指数を取り扱っている人にも再読すると新たな発見があるのではないかと思う。

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紙の本

リスクの評価方法への心理的な誤りについて書かれており、序盤から衝撃的な事実を明らかにしている。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

リスクの評価方法への心理的な誤りについて書かれており、序盤から衝撃的な事実を明らかにしている。
911の後、飛行機を利用せず車を利用する人たちが増えた。そのことにより交通事故の死亡者が増加。彼らはテロによって間接的に殺された。そして間接的に殺された者は直接的に殺された者よりも多い。

なぜリスクを正当に判断できないか?直感的判断である「腹」と論理的判断である「頭」。石器時代には有効であった「腹」の判断だが、今の情報過多の社会においては、頻度が低く衝撃的なものを重視してしまうという誤りを生む。
そして人類はDNA自体は石器時代から進化していない。だから人は「腹」と「頭」を切り離すことはできない。

現実にこうして誤らせられている医薬、テロなどに実際の数値を計算して話を展開していく。中でもテロの成功率の話は必読と思った。

他にも、係留規則などの心理的作用も覚えておきたい。人は直前の何も関係の無い数字に影響されて判断を下す。
一人限定何個まで。知らないうちに影響されているようだ。

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紙の本

なぜキャズムがキャズムたるか?も詳しく説明しており、わかりやすい。

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ハイテク製品の市場化は、ハイテクオタク→ビジョン先行派→価格と品質重視派→みんな使ってるから派→ハイテク嫌いの順で発展する。
そして、ビジョン先行派→価格と品質重視派の過程が最も注意しなければならない落とし穴=キャズムとなる。
ハイテクオタクはテクノロジー自体に着目し、ビジョン先行派は製品の効果、価格と品質重視派は市場での位置づけ、みんな使ってるから派は企業の信頼性安定性に着目して判断する。
要するに、各段階において採る戦略を変えなければ売り上げを伸ばすことができなくて、その戦略のとり方は思っているよりも大幅に変更しなければいけない。

今狙おうとしている市場の顧客が何を求めているか?
逆に、現段階においては何を求めている顧客を対象とすべきか?
を、考えろと言うことのようだ。

次に、重要なキーワードがホールプロダクト。
コアプロダクト(供給する製品そのもの)に付随するプロダクトのことで、例えばパソコンに付随する表計算ソフトなど。
ハイテクオタクであれば、パソコンのみを販売すれば計算プログラムは自作してしまうだろう。しかし、価格と品質重視派が求めるのはそれではなく、簡単に計算できること。
パソコンだけを売ろうとしていては顧客がつかないが、いくつもの顧客の要望にそれぞれソフトを作っていてもダメ。
特定の顧客に絞ってソフトを開発し、少しずつ市場を広げ、一般化したソフトに変化させていく。

投入できる人・モノ・金を最大限に活用して着実に領土を広げなければならない。

なぜキャズムがキャズムたるか?も詳しく説明しており、わかりやすい。例がソフトウェアばかりなのが残念だが。製品開発のやり方というものを考えさせられる内容だった。

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紙の本

工業所有権法の周囲、基盤を理解するには良書

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書の構成は次の11章からなる。
法とは何か、法の分類、権利の分類、法の適用、民法、刑法、民事訴訟法、行政法、国際法、不正競争防止法、著作権法

法の成り立ちから解説を始めて、どのように法律が解釈されているかについて工業所有権法と関わりのある部分をピックアップしており、わかりやすい。
工業所有権法だけを読んでいても、そもそも所有権が何であるか?何ができるか?どう保護されるか?は、工業所有権法に先立つ民法の理解が必要。また、侵害訴訟であれば民事訴訟法が、審決取消訴訟には行政法が関わる。
工業所有権法の周囲、基盤を理解するには良書だと思う。

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紙の本

サブプライムローンは破綻すべくして破綻したといわれるが

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

サブプライムローンは破綻すべくして破綻したといわれるが、破綻した理由はなんだったのか?
そして、そのような破綻すべきものが何故それまで破綻せずにいるということが有り得たのか?

サブプライムの問題に気づき、サブプライムが破綻するほうに賭けた3組の投資家、それぞれが別のアプローチからその問題点に気づき、その解釈が少しずつ一点に収束していく様や、

また投資家が、こんな無謀な賭けに乗るその相手は一体何なのか?自分たちが見落としていることはないのか?疑心暗鬼になりながら、

進むストーリーにははっとさせ、非常にドキドキさせるものがあった。金融商品に対する彼ら投資家の捉え方もためになる内容だった。

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紙の本

紙の本時間はなぜ取り戻せないのか

2012/01/26 21:53

時間はなぜ、エントロピーの増大する方向にしか流れないのか?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

時間はなぜ、エントロピーの増大する方向にしか流れないのか?
この問いに、生命、主観、意識というものの成り立ちから考察を進めていった内容である。
科学の一歩外側のような仮説で非常に面白かった。時空の因果領域と非因果領域という概念を図で表すことで相対論を説明するところなど、思いもよらなかった。

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紙の本

紙の本あたらしい戦略の教科書

2012/01/26 21:32

戦略とは何か?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

戦略とは何か?現在地から目的地へ向かう方法である。
その存在意義から、戦略は常に更新される必要性があることを説く。
カーナビが過ぎてしまった交差点に捉われず新たなルートを示すがごとく、策定されるべきものである。
目的地も戦略も「現在地に大きく依存する」というのは重要な認識だ。

また、誰でもアクセス可能でない情報(ウェット情報)を手に入れる手段として
誰でもアクセス可能なニュースのような情報(ドライ情報)を集めてインタビューをすることにより
ドライからウェットを生み出す方法がある。
これは参考になる内容だった。
自分の仕事ではかなりコストを支払った実験結果がウェット情報であるのだが、
それを用いずとも無から有を生み出すに近い方法があるとは考えていなかった。

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紙の本

ブログもおもしろい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者のブログ「金融日記」
は最近読んでいて、とても面白いので、お布施的意味も込めて購入

本の内容も明快でポートフォリオ理論から導かれるシュールな結論をわかりやすく説いてくれます。(多少の数学的センスがあれば計算する前から自明な結論ですね。)

ファンドマネージャの非常に高額な給与は「市場価値の最適化」という仕事に対して全人類から支払われているということにはすごく納得してしまいました。そういう見方があったのか、と。

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紙の本

発展途上国向けの製品デザイン事例の紹介

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

発展途上国向けの製品デザイン事例の紹介である。
日本ではただお金を与えて学校を作るとかそんなのばっかりですが、本当に必要なのは自ら発展を選ぶことができるという機会を与えること。
そのためには現状の彼らの生活で手の届く価格でかつ費用対効果の高い耐久財製品のデザインが必要となってくる。そして、その製品を売って採算が取れること。
非常に難しい制約条件だと思います。それゆえにやりがいがあるのでしょうね。

ポットインポット・クーラーは非常にすばらしいと思いました。陶器*2+土+水で冷蔵庫になるなんて。そこになかっただけで昔からどこかにはあったものだと思いますが、現地の人でも作製できますからね。

中にはアイデアは良いが価格を下げられず、売ることができないものもあり、こういうものって頭から否定されがちなのですが、発想の多様性を増すという意味では良いものだと思います。

はっとさせられた内容は
公共のものとしたほうがいろいろな人に使われて費用対効果が高いと考えるのは間違いであるということ。所有者がはっきりしないものはメンテナンスがされず、壊れ、使われなくなってしまう。
自らコストを支払った物のほうが大切にされて役に立つ。

これって、身近なところにもある現象だと思う。本を自分で買って読むこともそうか。

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紙の本

内容はブログのまとめ

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

既存の経済学の基礎の部分についてはよくまとめられていて入門書としてよさそうである。
作者自身焼き直しが得意とブログで公言しているし。
内容はブログのまとめって感じなので、お布施したい人は買えばよい。

ただし、提言的部分(今問題ののTPP等)については経済学のシンプルな前提のみから
結論を導き出しており、現在の日本の状況等を反映しておらず、まともな結論とは思えない。
その前提から導かれる結論としては正しく、論理破綻はないが、前提条件自体が足りな過ぎる。
夢の国だかお菓子の国だかの経済への提言である。
自由貿易、理想の経済状態はそうなんでしょうが、
隠れて変な農薬をジャブジャブ使ったりする不届き者がいる限り到達できないでしょう。

その農薬等の基準は国が一括して法規制することによって、
個別業者が検査するとか、消費者が気にするというコストを減らせる合理的な方法であると思う。
みんないい人なら、いや、善意の弊害もあるから、
みんないい人で頭も良いなら、そんな夢の国という前提なら、自由貿易は最高最良の解なのでしょう。

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紙の本

教育も企業戦略において重要なのだという、当たり前だが気づかなかったことを教えてくれた。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

それなりの規模の会社となると、人事研修とかって、何でこんなことやらされるんだって内容が付き物です。
役に立っているか?必要度に応じているか?本当に必要なのか?と苛立ちすら覚えることもあります。
この本では、まず、人材育成とは何のためにあるのか?
教育により最大のパフォーマンスを出すには、誰をいつどのように育てるのか?
といったことを教えてくれる。
教育も企業戦略において重要なのだという、当たり前だが気づかなかったことを教えてくれた。

言われてみればソフトバンクなんかは、後継者育成のためにソフトバンクアカデミアなんてものをつくり、
ものすごいコストをかけてやってますね。
孫さんの思想を継いでさらにそれを発展させるだけの人材を探し育てるというのだからそりゃコストもかかる。
少なくとも現トップ並みの人材を絶えず確保できなければその企業がやがて費えるのは当然ともいえる。
持続的成長に人材育成は最重要課題である。
無限の持続的成長なんてものがあるのかは別としてね。

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紙の本

紙の本営業の魔法 この魔法を手にした者は必ず成功する

2012/01/26 21:30

コミュニケーション全般に言えるテクニック

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

営業と謳ってはいるが、コミュニケーション全般に言えるテクニックであり方法論である。
とりあえず「検討しておきます」などと今は決めないという選択をしてしまう者に対し、なぜ?どこが?気にかかるのかと質問するというのは、
本人自体がよくわかっていない本音をクリアにする方法であるが、
これは自分自身が何かを考察する際に使用している思考プロセスそのものである。
つまり、自分自身の思考プロセス・方法論を模したものを相手に投げかけることによって
それを持たない相手にもその思考プロセス・方法論を適用するということが可能となる。
当然ながらこれはWIN-WINな方法であり、書かれているテクニックは(営業を通じて)人を幸せにするという、必ずこの本のコンセプトを満たすものが列挙されている。
良書です。

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