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丸善 札幌北一条店

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丸善 札幌北一条店 札幌北一条店

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住所 〒060-0001
北海道札幌市中央区北1条西3丁目2番地 井門札幌ビル1階
電話番号

011-232-0222

営業時間

10:00~21:00

定休日

8月無休
9月無休
2016年9月4日(日)閉店予定

取扱商品
  • 和書

取扱サービス
  • hontoポイント200円で1ポイント

アクセス方法

地下鉄大通駅 徒歩3分 / JR札幌駅 徒歩10分
札幌駅前通地下歩行空間11番出口直結

店舗地図

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備考 駐車場情報
駐車場/提携駐車場なし

代引きサービス
代金引換便での配送も承ります。送料・手数料は直接店舗までお問い合わせください。

店舗情報
札幌駅前通地下歩行空間と直結。
駅前通りに面しており、地下鉄大通駅から歩いて3分の
便利な立地、ほどよい広さの書店です。
ビジネス書、文庫本に特化した品揃えと、
毎月変わる特色あるブックフェアをご用意しております。
落ち着いた雰囲気の店内でごゆっくり本をご覧ください。
スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。





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書店員レビュー

アメリカン・スナイパー (ハヤカワ文庫 NF)クリス・カイル (著)

アメリカン・スナイパー(ハヤカワ文庫 NF)

丸善 札幌北一条店店員

書店員:「丸善札幌北一条店」のレビュー

丸善
丸善|札幌北一条店
二人の子供は元気なんでしょうか?

ここ数年でかなり涙腺が弱くなっておりまして、先日テレビで放送された「おおかみこどもの雨と雪」を観ていたら、終始ボロッボロ泣き通しでした。
数年前に見たときにはそんなことなかったのですが、老化現象でしょうか?「男は泣くな!」の家訓を持つ僕にとっては由々しき問題です。

さて、映画版「アメリカン・スナイパー」の出来が良いらしいので是非観たいのですが、映画ブログ等々によると精神的にも肉体的にもかなり消耗させられる映画だそうです。おそらくこの映画も最後に強烈な感涙ポイントがあるはず(予想)。事前対策として原作を先に読んでおこう、と手にとりました。
疲れ果てて戦争から帰ってきた男が、同じく疲れ切った兵士たちの心の治療施設を運営していたら、その兵士に射殺される、という皮肉ながらも奇蹟のように良くまとまった話です。イーストウッドならずとも映画化したくなる気持ちもわかりますが、本書はスナイパーのクリス・カイルの独白、日記のようなものなのですので、映画そのままというわけではありません。
厳しい訓練や戦場の様子が詳しく語られますが、映画化されるし盛り上げよう!と話しているわけではないのでけっこう淡々と進みます。悪ガキアメリカ兵の日常。
そこにアメリカに残してきた奥さんのインタビューが挟まれつつ(これがじわじわ堪えます)約10年の軍人生活が語られます。
「アメリカの敵はどんどん殺す。それが正義」を父親や国からたたき込まれた兵士のすることなので、映画小説とも物議を呼んでいるのは理解できます。いわく、戦争の美化、アメリカの抱える暗部だ、そんなに人殺しが偉いのか、などなど。
おそらく全てその通りでしょう。でも、もしクリス本人がまだ生きていて発言出来たなら「みんな何でも好きに言ってくれ。戦場じゃ撃たなければ撃たれて終わり、それだけだ」的に答えるんじゃないかな、と思うのです。
戦場に実際に行った人間と外から見ている人間、現場と外の意見の乖離はなかなか埋まるものじゃない。その辺の倫理問題は本や映画を観た人それぞれが考えればよろしいかなあと思います。
で、僕が読み終わって一番強く感じたのは「カイルは面白くていいやつ!」という子供みたいな感想でした。また、彼の最後はとても残念に思いますが、取り立てて涙ポイントでもありませんでした。
・・・次の日、さてさて映画はどうなっているのかな?とネット検索。そして映画用のポスターを見つけました(いいポスターです)。そこには一文の宣伝コピーが。「彼は帰ってきた。心は戦場においたままで。」今回の僕の涙ポイントはここでした。
これは本来、カイルが除隊してアメリカの奥さんのところへ帰ってきたタイミングでの言葉かと思いますが、せっかく「帰ってきた」彼をまた失う奥さんの気持ちを慮るともう駄目。
奥さんに感情移入してしまうとは思わなかった!
そんな訳で何の目的で読み始めたのやら訳が分かんなくなってしまいましたが、是非映画も観ようと思います。
善悪とか生死とかはいったん棚上げ。信じる物のため開き直って戦う男の記録。同じように日々戦っている方々向け。
 
サト