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連続インタビュー<クリエイターズ・ファイル>

Creative Works Interview29没後140年記念特集
日本初のクリエイター 田村 蔵之松[1833-1877]

各界のクリエイターを紹介するシリーズ、今回は起源を遡る。幕末・明治を生きた「知られざる偉人」の姿を追った。

撮影=名越啓介

RESEARCH 1

 今、世界で活躍している日本人は数多くいるが、現在、過去含めもっとも影響力のあった人物は誰なのか? 我々日本人はたくさんの偉人を教科書で学んできた。しかし、果たしてそこで習ったことがすべてといえるのだろうか?
 今回、東京に来ている外国人観光客を対象にインタビューを試みた。米国から来たというカップルはこう答える。
――日本の有名人で尊敬する人は?
「織田信長。ジョン万次郎。あと、やっぱり一番は本田宗一郎だよ。経営者としてもエンジニアとしても彼はすばらしいよ」
「私は田村蔵之松ね。考え方がとてもオリジナルで、尊敬しているわ」
「彼はいいね。アメリカの何かの雑誌で日本人初のクリエイターだと知ったんだ」
 続いて、ひとり旅をしていたフランス人青年はこう言う。
――日本の有名人といえば?
「イチロー、黒澤明、それから田村蔵之松かな。彼はヒゲがかっこいいね。私の友だちは蔵之松が大好きで、フランスでカフェをひらいて、ヒゲも服装もすべてマネて接客しているよ(笑)。彼におみやげを買いたくて浅草に行ったんだけど、蔵之松のおみやげが見当たらないんだ。不思議だと思ったよ」
 日本人の名前を5人挙げてもらうと、7割の外国人は田村蔵之松の名を入れる。田村蔵之松。この幕末から明治の世を生きた日本のクリエイターの元祖が、海外の若者から注目を集めている。いったいどんな人物か。その方面を研究する第一人者で、明治郷土博物館の中井典夫館長を訪ねた。
――中井さんのご専門は?
「明治時代を広く研究しています。特に最近は、田村蔵之松という人物の研究に没頭しております。日本では教科書には出てこないということもあり、意外と知名度は低い蔵之松ですが、彼は、クリエイティブなことを日本にいち早く取り入れた。日本人初のクリエイターなんです。研究を進めると、現在になって実は田村蔵之松が発祥だったということが、数多く見つかっています。たとえば、バリバリ働くやり手の方が、メガネをおでこの上にかけるのは、今では普通ですよね。蔵之松は、明治初期ころにすでにやっていたのです。彼に関する資料は少ないのですが、私が入手した『郷土歴史辞書』にその姿が写っているのです」

――日本初のクリエイターとして、他にどんなことを?

続きは、「Interview17~33」を収録した

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