ブックキュレーターhonto書店員 高山瞳
電車の中では読まないでください!泣ける&笑える本
電車やカフェなど、外では読めない「泣ける」&「クスっと笑える」本を集めました。ちょっと元気が無いな、なんかスッキリしないな、悩みが解決しないな、という時にオススメしたい本です。思わず涙ポロリ、思わずニヤリ、としてしまう内容に、勇気と元気をもらえます!電車やカフェではなく、週末のしずかなひとときにいかがでしょうか。
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手紙
東野 圭吾(著)
数ある東野圭吾の作品の中でも「泣ける」感動作ではないかと思います。犯罪者の兄を持つ弟「直貴」の生活を描きながら物語は進んでいきます。「直貴」の生活がうまく進みそうな時に必ず「犯罪者の弟」という壁が立ちはだかります。でも、人は一人では生きていけない。血縁関係とは、家族とは。考えさせられる一冊。
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子ども向けの絵本ですが、大人にも読んでほしい一冊。突然の事故で「オバケ」になってしまったママと、その子ども「かんたろう」の物語です。「死」について明るく描かれていて、子どもにとっては面白く捉えられるシーンも、大人からすれば「泣ける」シーン。優しい気持ちになれる絵本です。
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ロシア語の通訳者として活躍した米原万里が、ユーモアを交えながら、通訳の仕事の裏話や苦労を紹介したエッセイ集です。おもわず「ニヤリ」とするエピソードが満載です。通訳者には「下ネタ」が好きな人が多いらしい。下ネタは万国共通!?「ロシア」という国についても知ることができます。
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ブックキュレーター
honto書店員 高山瞳大学卒業後、出版取次、オンライン書店バイヤーを経て、ハイブリッド書店サービス「honto」の電子書籍サイト編成を担当。物心つく前から泳ぎ始め、オリンピックを目指すほど水泳にのめり込んでいたが、高校時代に出会った先輩から薦められた村上龍の『69』を読んで読書に開眼。 大学時代は、国文学を学び江戸時代の文学、特に「黄表紙」という現代のコミックのような読み物や松尾芭蕉の『奥の細道』に感銘を受けた。はまるととことん極めたくなる性質で、物語の舞台や作者の生誕地、影響を受けた場所を訪ね、作者の気分に浸るという趣味を覚える。好きなジャンルは、小説、エッセイ、ノンフィクション、実用書。電車の移動中や旅先では電子書籍で、自宅では紙書籍でといったようにハイブリッドに、そして、同時に3冊~5冊の本を気分に合わせて読み変えるというパラレル・リーディングで読書を楽しむ。
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