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いつもそばにいてくれる愛犬に「ありがとう」といいたくなる本
言葉は話せないけれど、体じゅうで喜びや悲しみを表し、いつも黙ってそばにいてくれる愛犬。つらいときや悲しいとき、彼らの存在にどれだけ勇気づけられてきたことでしょう。そんな愛犬のいじらしさを堪能できる、素晴らしい本を集めました。自分1人で読むもよし。愛犬を膝に抱いて読むもよし、温かい命の存在に感謝しながら、物語を楽しんでください。
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ずーっとずっとだいすきだよ
ハンス・ウィルヘルム(えとぶん) , 久山 太市(やく)
この物語に出てくる男の子は、愛犬のエルフィーに「ずーっと、だいすきだよ」と毎晩、声をかけています。こうした言葉は、つい「いわなくてもわかる」と思ってしまいますが、実はきちんと口にしないと伝わりません。いつか来るお別れのときに後悔しないよう、男の子のように「いつもありがとう。だいすきだよ」と、愛犬にいいたくなる絵本です。
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不屈の犬
笠原 靖(著)
ある日突然、飼い主の元からさらわれ、遠いところへ連れていかれた犬が、懐かしい我が家を目指して不屈の精神で走り続ける物語です。犬という動物は買い主から受けた恩や愛情を決して忘れません。どんな困難にもめげず、一心不乱に走り続ける犬の姿に、思わず自分の愛犬を強く抱きしめたくなります。
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ハラスのいた日々 増補版
中野 孝次(著)
子どものいない夫婦の元へやってきた、柴犬のハラス。なにげない日々をともに過ごし、お互いの絆を育んできた愛犬も、やがて老い、天国へ旅立つことになります。夫婦はハラスを我が子のようにかわいがっていましたが、それでも後悔することはありました。そばにいてくれるのは当たり前なことではなかった、と教えてくれるエッセイです。
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