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日本人なら知っておきたい!日本の近代戦争の過去・現在・未来を語る戦争論
戦後70年を経て太平洋戦争を振り返る機会も増え、戦争をテーマにした本も多く刊行されています。そもそも日本は、なぜ国を挙げてあの戦争に突き進んだのでしょうか?今なぜ集団的自衛権や自衛隊のあり方、憲法解釈が話題になり、その意義を問われているのでしょうか?未来のためにも考えたい、知っておきたい戦争論を集めました。
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昭和20年8月14日の正午から終戦を告げる天皇の玉音放送までの24時間を、当時の資料と徹底した取材により再現したノンフィクション。天皇・軍部・内閣の間で終戦か決戦かが討議された、日本のいちばん長い日を克明に描いています。あの戦争がなぜはじまり、どう終わったのかを論じるためには、必読の書かもしれません。
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元外交官で知の巨人といわれる佐藤優と、ジャーナリストで名解説者の池上彰の対談集。歴史と宗教を軸に、領土・資源を奪い合う民族紛争や、イスラムのテロなどの国際情勢、日本での集団的自衛権などについて討論し解説しています。過去・現在・未来を展望し、インテリジェンスを磨く情報術をわかりやすく知ることができます。
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従軍慰安婦や南京大虐殺、新しい歴史教科書をつくる会の問題を抱えていた1998年当時に発表された、小林よしのりの独自の視点から「大東亜戦争」を取り上げた戦争論漫画です。戦争と国家・個人、日本人であることと日本を守ること、自衛と侵略戦争、左翼と右翼の違いなどを、あらためて問い直したい気持ちにさせられる名著です。
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時事ネタをつくり続け、あらゆる社会事象をギャグにし「日本史原論シリーズ」を刊行してきた爆笑問題。本書は、日清戦争から太平洋戦争までを漫才で斬りまくった近代日本戦争史論です。先生役の田中が詳しく説明すると、太田がボケるというくり返しに苦笑しつつ、肩ひじ張らずに一連の流れと教科書のおさらいができる読みやすい本です。
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