ブックキュレーターhonto編集員
まるで映画を観ているみたい!映像を強く喚起するサスペンス小説
二転三転とするストーリー、意外な結末、手に汗握る展開、上質な心理戦、だれないスピード感など、これらを備えたサスペンス小説を読んでいると、映像が目の前で流れているかのような錯覚に陥ることがあります。そんな風に臨場感にあふれ、一本の優れた映画を観た後のような読後感があるサスペンス小説を紹介します。
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ゲームの名は誘拐
東野 圭吾(著)
主人公は頭のキレる広告プランナーの佐久間。彼はクライアントの重役・葛城に仕事をふいにされてしまいます。そんなとき家出をする葛城の娘と出会った佐久間は、葛城を陥れるため狂言誘拐を企てるのだが・・・。スピーディーに物語が展開し、映像を見ているかのような読み味を残すサスペンス小説です。
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4人のユニークな銀行強盗を描いた伊坂幸太郎によるギャングシリーズで、本書はその第二弾です。刃物男の事件。幻の女。殴られる中年。謎の招待券。これら4つのエピソードがからみ合い、やがて最上のカタルシスとともにある結末を迎えます。映画ではよくある群像劇の手法を使っていて、群像劇サスペンスの活字版ともいえる小説です。
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暗い人生を送る2人組の中年詐欺師。あるとき、そんな彼らのもとに1人の少女が現れ、さらにそこに2人の仲間が加わって、彼らは人生の清算と逆転のためにとある詐欺を企てます。終盤のどんでん返しにつぐどんでん返しは、臨場感たっぷりな展開で、目の前で事件が起きているような気分にさせてくれます。
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