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親としてどうあるべきか?子育てに悩んだら読みたい本
毎日のように流れてくる、育児放棄や子どもの虐待のニュース。子を持つ親にとって「子育て」は重要な任務ですが、これが答えだ!という明確なものがないだけに自信を持てず、そんな痛ましい事件が人ごとに思えない方も多いはず。はたして、親とは子どもに対してどうあるべきなのか?子どもへの接し方に悩むお父さんお母さん、必読です。
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家族をテーマに優れたテレビドラマを世に送り出してきた脚本家・山田太一が、自らも親という立場で、子どもに対して何ができるのかを経験を交えながら検証します。「教育」することを放棄し、子どもと友だちのような関係を築こうとする親たちに読んでほしい一冊。幾度も版元や判型を変えながら出版され続けている名著です。
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母親が交際中の男性の部屋に入り浸り、置き去りにされた二児が餓死するというショッキングな事件を、ルポライターである杉山春が丹念に調査。報道では語られなかった真実が浮き彫りとなっていきます。母親である前に1人の人間であり、女性であることをまざまざと見せつけられる本書。「母性」とは何なのかについて考えさせられます。
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人気コミック『毎日かあさん』の著者である西原理恵子による人生相談。第2章の「子育て」編は、著者独自の過激でいて温かい励ましが秀逸です。最終章には著者の息子と娘が出席する座談会を収録。ちょっと変わった西原家の子育ての成果とも呼べるものが垣間見えて、楽しく読めます。
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問いつめられたパパとママの本 改版
伊丹 十三(著)
映画監督、俳優、エッセイストなどの肩書を持つ伊丹十三の子育て論です。赤ちゃんはどこから来るのか?空はなぜ青いのか?といった無邪気な子どもの質問に、親はどう答えるべきかをユーモアを交えながらレクチャーします。2人の子どもを育てるにあたり著者が打ち立てた教育方針「子どもには絶対嘘をつかない」も参考になります。
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オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より
岡田 斗司夫(著) , FREEex(著)
新聞連載の著者による人生相談をまとめた本です。タイトルにもある質問は、30歳近いオタクの息子がいる60代の母親からのもの。著者は、子どもの成長には3つの段階があり、その段階に応じて関係性が変わってくると主張。そして、もうお互い困る歳でもないので、息子が嫌いでも構わない、ときっぱり回答しています。
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