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遺された者たちに笑顔を贈る。終活しようと思ったら読みたい本
「人生の終わりを考えることで、今をよりよく生きよう」と、終活を意識する人たちが増えています。死に際して考えなくてはいけないことを一つひとつ整理していくことは、自分の人生を見つめ直すきっかけにもなります。いい人生だったと、自分自身も残された者たちも思えるような終活を、本からはじめてみませんか?
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遺言や遺産相続問題に数多く関わった弁護士による本書は、単なる遺言の書き方だけではなく、故人の家族に向けたメッセージとして遺言をとらえた指南書です。遺産相続には、関係する人の数だけ、さまざまな思惑と事情がからみ合ってきます。遺された者たちの心に無駄なしこりを生じさせないような、美しい遺言を考えてみましょう。
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遺灰を自然に還す自然葬。お墓に入ることにとらわれずに、遺灰を自然に還す自然葬について学べる本です。法的、宗教的な問題も含め、自然葬を行った方の体験談には、故人や遺族の生死観が感じられ、参考になります。自分の死後の選択肢の一つとして、関心のある方には一読をオススメします。
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終活という言葉とともに市民権を得てきた「エンディングノート」。遺言のような法的効力はありませんが、これまでの人生を振り返り、人生の最期をどんなふうに迎えたいかという希望や、遺された者へのメッセージなどをまとめることができます。本書の具体的な事例を参考に、エンディングノートを書くことから就活をはじめてみませんか?
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流行の整理術も、老後を意識する年齢ともなると、違った意味合いを持ってきます。自分の死後、子どもや親戚などの関係者が膨大な荷物の整理で途方にくれないように、本当に必要なもの、大切なものを体力のあるうちに見極めていきたいもの。生前整理は、自分の人生の棚卸であることに気づかせてくれる本です。
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