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こじらせ女子が思わず共感?個性的な女性が登場する本谷有希子の小説
『異類婚姻譚』で第154回(2016年上半期)芥川賞を受賞した作家・本谷有希子。劇作家出身の本谷は、独特な女性が登場する小説を書くことで知られています。「こじらせ女子」という言葉の台頭はここで紹介する小説よりも後のことになりますが、こじらせ女子が読めば「あるある!」と共感してしまう、そんな本谷有希子の小説を紹介します。
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表題作の主人公は引きこもりの少女・江利子です。引きこもりというと暗いイメージがありますが、江利子は前向きな引きこもり。自分を絶対に裏切らないという意味から、拾ってきた犬に「絶対」という名前をつけるような変わったところもあります。文学の世界に衝撃を与えた本谷有希子のデビュー作を含む、3編を収録した一冊です。
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25歳の引きこもりの女性・寧子を主人公にした小説で、彼女は鬱からくる過眠症を患っています。同棲している恋人にきつく当たり、身勝手に生きているように見える寧子。そんなとき恋人の元交際相手が現れ、寧子を追い出したいがために自立をうながします。うまく立ち回って生きたいのに眠ってしまう、寧子の罪悪感に切なさを感じるお話です。
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ほんたにちゃん
本谷 有希子(著)
本谷有希子の自伝にも読めるように書かれた小説です。クリエイターになりたくて上京した「ほんたにちゃん」は、写真の専門学校でカリスマ・アーティストに出会い、翻弄されていきます。自意識過剰な主人公が寒々しくもおもしろく、誰もが一度は経験したことがあるであろう黒歴史を現在進行形で作っていて、思わず応援したくなります。
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主人子はGカップの胸にアイデンティティを感じている23歳フリーターの巡谷という女性で、同居人は自分は臭いと信じている23歳処女の日田です。そんな2人の奇妙な同居生活を描いた小説で、疾走感のある文章が独特な魅力を放っています。巡谷も日田も強烈なキャラクターで、こじらせ女子は共感しすぎて思わず目を逸らしたくなることでしょう。
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戯曲をまとめた一冊で、舞台の主役は女優・永作博美が務めました。主人公の女子がとにかくぶっ飛んでいて、とある家族経営の新聞店に乗り込んで、その家族につきまとうお話です。狂人一歩手前のような思考を持つ主人公は、「大声で叫んだことが本当になる」「人気がある方が勝つ」などの独自の理論を展開し、人々を振り回していきます。
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