ブックキュレーターhonto編集員
読めば旅気分が味わえる!旅のリアルな息遣いが感じられる旅行記
旅行では楽しいことはもちろん、つらかったことも後から振り返ればいい思い出になったりするものです。そして旅行記を読むならば楽しいことだけでなく、実際に旅をした人でないとわからないことまでも書かれた本を、手にすることをオススメします。旅に出たくなるのはもちろん、読むだけで旅行気分が味わえる本を集めました。
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沢木耕太郎が一年以上にわたるユーラシア放浪の旅を記録した全6巻のシリーズです。第1巻では、旅の最初に立ち寄った香港とマカオでの様子が記録されていて、熱気に満ちた街の様子や、マカオでのサイコロ賭博などについて書かれています。バックパッカーの間でバイブルとなっているシリーズで、数多くの若者がこの本に影響され旅に出ています。
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作家の中村うさぎによる旅行エッセイです。さまざまな場所に旅行している著者は、行く先々でいろいろな失敗を重ね、恥をかいてきたのだそうです。しかし、そこには悲壮感は漂っておらず、読んでいて思わず声に出して笑ってしまうほどおもしろおかしく失敗談が書かれています。本書で登場する旅先は、パリ・バリ島・スペインなどです。
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何でも見てやろう
小田 実(著)
行動する作家として知られていた小田実の代表作とも言える旅行記です。異国の地で言葉も文化もわからないままに旅行し、自分の見聞がどんどん広がっていくという著者の実体験がリアルに記録されています。世界のすべてを「何でも見てやろう」というテーマのもとに、アメリカからヨーロッパまでさまざまな国のことが書かれた一冊です。
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世界を旅するエッセイストとして活躍中のたかのてるこによるインド旅行記です。20歳のとき、長年夢見ていたひとり旅に出た著者が、インドでいろんな人と仲よくなった体験がおもしろおかしく書かれています。聖なる河ガンジスを泳いでいる最中に死体に体当たりしてしまうなど、奇想天外なエピソードが満載の一冊です。
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マンガ家のねこぢるが夫とともにインドやネパールを訪れ、そのときのディープな体験がマンガとして描かれています。多くの旅行記では美化されているようなインドの野犬や子どもの乞食などが生々しく描かれていて、「本当のインド」を知ることができる一冊です。本書を読んでインドに行きたくなったのなら、本物のインド好きと言えるでしょう。
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