ブックキュレーターhonto編集員
あの戦争を忘れないために。「平和」について考えるために読みたい本
戦後から70年以上経ち、むしろ今は「戦前」ではないかとも言われている昨今。「戦後」から長い時間が経た今だからこそ、あの戦争を生きた人々に目を向けるべきなではないでしょうか。過酷な状況下で人間のあるべき姿を伝えてくれるドキュメントと、それらをフィクションとして構成した小説。「平和」について考えさせられる本を紹介します。
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「学徒出陣」とは高等教育機関で学ぶ未来ある青年たちが、道半ばにして徴兵されたことです。そして本書は、戦没学生の遺稿をまとめた手記集。従軍中に数学の問題を解いたり、漱石の『こころ』を読んだりする学生たち。手帳にスケッチを残した美大生。それぞれの遺稿には名前と略歴があり、亡くなった年齢の若さがあまりにも痛ましいです。
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今日われ生きてあり 知覧特別攻撃隊員たちの軌跡 第2版
神坂次郎(著)
特攻隊員と彼らに関わった人々の手紙・日記・遺書、そして生存している関係者の談話で構成された一冊です。著者は感傷を押さえて書いていますが、これから生まれる子へ『父恋しと思はば空を視よ』と書いた手紙など、そのほとんどが愛する肉親や恋人とのやりとりであるだけに、死んだ彼らの思いが読む手の心を打ちます。
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ゴー・フォー・ブローク! 日系二世兵士たちの戦場
渡辺 正清(著)
『日本人として恥ずかしくないように、あなたの国アメリカのために戦いなさい』。それが在米日系二世に課せられた使命でした。アメリカ国内の差別と戦うには、もっとも勇敢に戦うしかなかった若者たち。日系アメリカ人だけで構成された部隊が過酷な任務で戦った激戦地を、めぐりながら綴られたノンフィクションです。
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六千人の命のビザ 新版
杉原 幸子(著)
外交官・杉原千畝はリトアニア在任時、ドイツのユダヤ人迫害虐殺から逃れてきた人々にビザを発行し続け、その数は六千人以上にも達しました。離任する列車のなかでもビザを書き続けた千畝。しかし、それは当時の日本の国策に背く行動で、戦後の故国で待っていたのは辞職勧告だった・・・。千畝の妻が著した真実の記録です。
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