ブックキュレーターhonto編集員
愛する人と死に別れたときに、やるせない気持ちを癒してくれる本
愛する人と離れ離れになることは、生きているうちにはままあるでしょう。進学、就職、失恋など、さまざまな理由が考えられます。しかし愛する人と死に別れてしまったならどうでしょう。会いたくても会えない、言いたかった思いがあったのに、もうそれを伝えるすべはない。そんな愛する人の死を乗り越えたいときに読んで欲しい本をご紹介します。
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ふたたび swing me again
矢城 潤一(著)
ハンセン病による55年の隔離生活から「日常」に復帰した祖父と、不登校の孫のぎこちない交流を軸に、祖父の長い愛を綴った物語です。隔離生活から戻った祖父はかつて愛していた相手がまだ生きているのかどうかわからず、孫と一緒にその消息を尋ねる旅に出る。時を越えた純愛の結果は、涙なくして読み終えることはできません。
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少女と殺人鬼
宮崎 小春(著)
誘拐された女子高生は、いつの間にか殺人鬼の少年に恋をしていました。しかし思わぬ形で少年が逮捕されてしまい、周囲からは少年の人格も少女の本気の愛情も否定され、絶望に暮れてしまいます。愛する人の死刑執行を受け入れるに至るラストに強い衝撃を受け、涙するでしょう。
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