ブックキュレーターhonto編集員
子どもを叱った夜に読みたい、明日にはやさしくなれる本
今日もきつく叱ってしまった・・・。「怒ってごめんね」と子どもの寝顔にあやまる夜は、一息ついてこんな本を読んでみませんか。分厚い育児本を読んで反省するよりも、疲れた気持ちをやさしくときほぐしましょう。きっとあたりまえの日常の温かさに気づくことができ、次の日には子どもにやさしい笑顔で接することができる本です。
- 4
- お気に入り
- 2683
- 閲覧数
-
小さなキミ
石田 文子(文) , 中村 一弘(ほか写真)
「グリコ幼児のみもの」の広告を一冊にまとめた、赤ちゃんのフォトブックです。ほとんどが実際のママやパパが撮った写真で、日常の温かさが切り取られています。写真に添えられている短い言葉の数々は、忙しさの中でつい忘れてしまっていた大切な気持ち。赤ちゃんの頃のように、子どもをやさしく見守りたいと感じる一冊です。
-
俵万智が育児雑誌『edu』に連載中の短歌とエッセイをまとめた歌集です。1人の息子を持つ筆者が、泣いたり怒ったり反省したりの日常を優しい短歌にしたためています。たんぽぽの綿毛を見て親離れを想う表題作の他、「叱ること」をテーマにした作品もあります。読んだ後、子どもにやさしく向き合うことのできる歌集です。
-
妊娠を嬉しいと思えない主婦の出産までを、日記のように綴る小説です。だめなお母さんかもしれないと悩む主人公が、赤ちゃんは幸せを祈る気持ちでできている、そう気づいていきます。子どものだめなところを叱った日、「お腹にいたときや生まれ出たときには、それだけで十分だった」ことを思い出すことのできる物語です。
-
木皿泉脚本のラジオドラマ『道草』から、「平田家」シリーズを抜粋したシナリオ集です。全編が車中で繰り広げられる、おしくらまんじゅうのような家族の心温まるコメディドラマです。叱られて泣いて、仲直りして笑って、そしてまたケンカして。そのたびに家族の絆が深まっていくのだと感じられる一冊です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です