ブックキュレーターhonto書店員 高橋
2度読まずにはいられない小説
まさかの結末、不可解な展開、内容が難しすぎる、世界観についていけない・・・理由は読んでのお楽しみ、どうしても2度、3度と読まずにはいられない小説を集めました。
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「最後から二つめのセリフ(絶対に先に読まないで!)で、本書はまったく違った物語に変貌してしまう。」という商品説明にこの物語のすべてが詰まっています。バラエティ番組で取り上げられ実写映画化もされたので、流行りものと敬遠される方もいらっしゃることと思います。百聞は一見に如かず。ぜひ読んで騙されてください。
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ミステリーだけど、美術作品を文字で追っているようでもあり、読む側の色彩感覚に訴えるストーリー構成がとても新鮮。著者は刑事事件専門の弁護士としても活躍しているので、法廷の描写に説得力があるところも見どころの一つです。
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「日本三大奇書のひとつ」と称される昭和初期のミステリー小説。昭和10年の作品であることを鑑みても、話の流れ、文体、とにかく読みにくくて、一度読んだだけでは理解できません。ちなみに、書店で買いにくい表紙の本としても有名なので、これまで躊躇していた方は電子書籍でぜひ。
ブックキュレーター
honto書店員 高橋大学で日本史を専攻。卒業後、新卒で丸善(株)に入社し、丸の内本店の医学書売り場書店員として2年間ほど手作りPOPで専門書と読者の距離を縮めることに心血を注ぐ。その後、本部にて採用・教育など人事畑を歩んだ後、「honto」の立ち上げに参画をきっかけにネットの書店員として本の売り場にカムバック。そんなわけで古文書、医学書、人事関連書籍への愛着を強く持つ。人をつなぐ「本」と「酒?」をこよなく愛する30代女子。
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