ブックキュレーターhonto書店員 宮本大樹
乾いた夫婦関係・・・男が知りたい実情と仲良くするための本
相思相愛、結婚した時は一生この人と生きていこうと思っていたのに、なんでこんなことになってしまったの?そんなことを思う夫婦もいらっしゃるのでは?諦める前に、お互い何を考えているのかまずはよく知って、そして向き合うことが大事なはずです。再びあの頃日に戻るため、妻が考えていること、そして仲良くするために必要なことがわかる本をご紹介します。
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衝撃のタイトル名で、夫側からすると見るだけで嫌気がさすだけかもしれませんが、妻たちの怒りがこれでもかと書かれています。死んでほしいという気持ちになぜなってしまうのか、その原因は。男性からすると一方的に言われることになってしまうが、実際癇に障ることをしていないか?原因を知ることができる本になることだけは間違いありません。
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副題が「エイリアン妻と共生するための15の戦略」と妻からするとひどいと思う題ですが、女性と男性で基本的には考え方が違い、夫婦としてうまくいくほうが奇跡に近いと著者は説きます。文中「すべての結婚は間違いである」といった悲しくなるところも出てきますが、考え方の一つとして知っておくことでイライラが治まる可能性も秘めた一冊です。
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結婚でうまくいく人とダメになってしまう人との差は何か?後悔しないためにはという疑問に対し、経験からの解決策が書かれています。例えばつい意地を張ってしまうのはダメで、相手を尊重し肯定できるようにするなど、改めて実感することから意外と思うことまで満載。結婚前の人向けですが、それ以外の人にもそれぞれが解決の糸口になる要素ばかりです。
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お産に関連することで、妻とのちょうどいい距離感などがわかる本。ドラマになった『コウノドリ』の主人公のモデルとなった産科医による出産のバイブルで、子どもが生まれる前に夫が読んでおきたい内容なのですが。そうでない方にも、夫婦が一緒に過ごす大事さや親に感謝したくなる気持ちが芽生えてくる一冊です。
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コミュニケーションは話す側と聞く側があり、聞く側はただ聞けばいいと思いがち。だがそうではなく話す以上に難しく大事だと本書は説きます。当たり前な内容なことだと感じる点も多いものの、実際できていない点もきっと出てきます。文中出てくる「『なぜ』『どうして』は禁句」など、夫婦がうまくいくための役立つコツも満載です。
ブックキュレーター
honto書店員 宮本大樹リアル書店とhontoで本のマーチャンダイジンザーとして、紙と電子の本の売り場づくりを15年以上従事。日本で店頭に並ぶ前から『ハリー・ポッター』がベストセラーになることを予感し、世界中に広がった現象に感動、本を売る魅力にはまる。現在もhontoでネット書店の売り場づくりにかかわりつつ、リアル書店にも毎日立ち寄る習慣は変わらず。好きなジャンルは小説と文庫。本の中で語られる現実から離れた世界を好み、読書して現実逃避するのが何よりも落ち着く時間。一方で最近は日常生活の各問題も山積みのため実用本を手にとることも多い。少しばかり偏屈な書店員が、売れている売れてない関係なく、赴くままに小説から生活に役立つ本までをご紹介したい。
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