ブックキュレーター双子のライオン堂店主 竹田信弥
本よりも魅力的!?本棚から見える本たちの新しい姿
本よりも本棚の魅力に取り付かれる5冊。
本のある空間は居心地が良い。本のある空間には本棚がある。
本棚には人相みたいなものがある。好奇心の範囲、本に対する思い、そういったものが表れる。
他人の本棚は魅力的だ。特に、作家の本棚は特別なものを感じる。
特別な本がそこにあるような気がする。同じ本があれば共感し、見たことない本を見つけては嫉妬する。
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ルポライターでイラストレーターの内澤旬子が、「センセイ」と呼ばれる人たちの書斎に潜入する。作家・学者など本とかかわりの深いひとたちは、どのように本を読み、本と共存しているのかを描き出す。それぞれの書斎を緻密に書き記した手書きのイラストがとても良い。十人十色の本棚模様が体感できる。
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読書家たちの悩みは、本の置き場所。それはプロの作家たちも同じのようでです。すべて本棚に並んでいることを正と考える人、機能性を重視する人、諦める人。人それぞれ棚にルールがあったり。作家なんだからお金かけて当然、と言わずに読んでみて欲しい。読後、自分の棚のことを考えてしまう。
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本棚に本を詰める、当たり前の行為。しかし、もし本棚がなかったら本と我々はどう付き合ってきたのでしょう。本書では、本棚の誕生からその成り立ちを追う。本を置くためだけの棚なんてよく考えると変?棚に合わせて本の形は決まっていた?背表紙を見せる並べ方は間違い?それらの答えがここに。
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自宅の本棚は、ただそこにぼけーっと立っているだけでつまらない。華やかで、独創的な本棚が欲しい、なんて思ってしまうことがあります。そんな時は本書を見て、将来の自分の部屋に飾る棚を夢想しましょう。ただし、なかなかオシャレと収納性が一致した棚はないのでら自宅のシンプルな本棚も大切にしないといけない。
ブックキュレーター
双子のライオン堂店主 竹田信弥東京生まれ東京育ち。大学で文芸を志すも、卒業後はベンチャー企業へ就職。転職をするも「本」への思いが断ち切れずに、高校時代にはじめた双子のライオン堂を本業にしたいと独立。2013年、文京区白山に双子のライオン堂の実店舗を開店。同店店主。(http://liondo.jp/)
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