ブックキュレーターhonto編集員
原始の知恵を探求したい!読めば深い森へと足を踏み入れたくなる本
人類が地上でもっとも繁栄している理由、それは「知恵」にあります。では、その知恵はどこから湧き上がったのでしょうか?事実はともすれ、新旧問わず多くの作家が知恵の源泉を「森」に見出しています。知恵の本質に触れるような神秘的かつ、どこか懐かしい味わい。読めば森を探索したくなるような本を、厳選して紹介します。
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月神の統べる森で
たつみや 章(作) , 東 逸子(絵)
森は、異なる文化が合いまみえるには絶好の舞台です。本書は縄文と弥生の邂逅がモチーフになっていて、八百万の神を信仰する縄文人と、自然をないがしろにする「ヒメカ族」の衝突が描かれています。知恵を手にした人類が、それと同時に失った何かき気づかされます。知性の源泉が森にあることを強く感じ、森に惹かれる一冊です。
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世界のかなたの森
ウィリアム・モリス(著) , 小野 二郎(訳)
不貞の妻、醜悪な人間と不潔な世界から逃避したいと考えた男が、異世界の森に赴くファンタジー。淡々としていながらも原始的な美しさを紡いだ本書。煩雑な現代社会では出会いがたい、生命のありのままの美しさが描かれてるため、森への逃避を考えている人が求めるものが見つかるかもしれません。
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シュルレアリスムとは何か
巌谷 国士(著)
現実に内在する「超現実」を講釈した評論です。寓話に数多く登場する森をテーマとする切り口が魅力的。森を舞台とした寓話そのものが、実は人類の文化に残る知恵の原形であるという斬新な解釈は、説得力があります。人類の叡智と森について展開される奥行の深い解釈は、森に隠された秘密を暴くような味わいがあります。
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昔、そこに森があった
飯田 栄彦(作) , 太田 大八(絵)
高校の前にある木のトンネル、くぐり抜けた生徒は猿になり、教師はいろいろな動物に姿を変えます。豚になった英語教師の目線で描かれる森林の冒険譚。めくるめく起こる不思議な現象や、胎動する生命力に心を奪われます。森という生命の源に触れることで、思いもよらなかった新しい視点を獲得できるかもしれません。
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