ブックキュレーターhonto編集員
ハードボイルド、タフなやつらのいかした生き方に魅了される本
ハードボイルドの語源は「かたゆで卵」です。かたゆで卵のように、中までカチカチにできあがった、自身の信念・信条から語られるセリフは、いちいちかっこいい。ちょっとは気の利いたことをいえるようになりたいものだ、と思ったときに読みたい本を紹介します。ただし、主人公たちのように孤独になりたくなければ、多用は厳禁です。
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私立探偵フィリップ・マーロウがたまたま出会った、宿無しレノックス。ふたりは意気投合し友人に。その後、レノックスは一時期、羽振りよく暮らしますが、ある日レノックスからマーロウに助けを求める連絡が入り・・・。マーロウの感情に流されない強靭さを、簡潔な言葉を使った名セリフが表現する、ハードボイルドの古典的小説です。
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日本にハードボイルドを広く知らしめた大藪春彦の代表作。主人公は、戦中・戦後の混乱のなかで育ち、心に影と、社会に対する憎悪を秘めて生きています。憎悪の表現が、行動としての犯罪となり、己の他に信じるものは、暴力と武器のみ。この小説は映画化もされてます。主演は松田優作。その配役がぴったりくる一冊です。
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この物語の主人公は女性。新宿で暮らす無職のミロ。彼女のもとに、親友・燿子の恋人がやってきます。彼は、燿子が1億円を持ち去ったと語り、行方を一緒に探してほしいと依頼。暴力団に追われつつ、燿子を探すのですが・・・。タフでかっこいい女・ミロが、「ハードボイルドは男のもの」という概念を覆します。
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テロリストのパラソル
藤原 伊織(著)
主人公はアルコール中毒のバーテンダー・島村。ある事件をきっかけに過去を隠して生活しています。しかし、突然起こった爆発事件に巻き込まれ、事件の真相を探ることになります。島村の普段のダメ人間さぶりと、事件を探るなかで発揮される、本来の信念に満ちた強靭さのギャップが、ハードボイルドなかっこよさを引き立てています。
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