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加齢による不調も打開する!体の使い方を学ぶ本
年齢とともに、体の衰えからくる不調を感じるのは、誰しも同じです。優秀なスポーツ選手でも40歳まで現役でいることは難しい。でも、なかにはそれが可能な人もいます。その差はどこにあるのでしょうか?その答えの一つに挙げられる、体の使い方。どのような動きが体によいのか、悪いのか。その知識を得られる、体の不調を打開するヒントとなる本を紹介します。
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究極の身体
高岡 英夫(著)
ゆる体操という、体をぶらぶらさせるトレーニングの創始者である、高岡英夫の身体論です。動物としての人間の体、体の中心線の重要さ、さまざまなスポーツにおける体の使い方を解説し、自然で無理のない体の動かし方を提案します。読みながら、提示してある体の部位に意識を向けるだけで、体の不調が改善される体験ができます。
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古武術の研究から体の使い方を研究する甲野善紀。日本人は古来、「ナンバ」という体をひねらない動きをしていました。本書では、うねらない、ねじらない、ひねらない「ナンバ」の動きが、無駄を省いた効率的な身体運用で、幅広く応用できることを説いています。「効率的で疲れにくい」体の使い方を知ることができる一冊です。
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整体入門
野口 晴哉(著)
整体の元祖ともいえる野口晴哉の入門書。整体の考え方の基本や、風邪の免疫的な観点からの効用など、体についての幅広い知識が詰まっています。肩こり、腰の痛みなど、体の不調に対する即効性のある対処法も豊富です。また、長期的に体の使い方の癖を改善し、快適な体をつくる体操を解説。一生使える体の本です。
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身体感覚を取り戻す 腰・ハラ文化の再生
斎藤 孝(著)
教育学者・斎藤孝の身体論。日本の伝統的な身体技能の重要性を説きます。例として相撲における体の使い方、とくに腰やハラに注目し、「四股」や「すり足」といった所作の合理性を取り上げています。本書で紹介されている呼吸法を実践すると、心が落ち着き、体が楽になっていくことを感じられます。理論と実践が融合された一冊です。
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「体幹」を鍛えるとなぜいいのか? KOBA−STYLE
木場 克己(著)
体幹とは、運動のみでなく、呼吸、姿勢維持などの基本的動作を維持する筋肉の総称です。本書は、スポーツのパフォーマンスアップから日常的な体の不調の改善まで、幅広く効果を発揮する「体幹トレーニング」の重要性と、実際のトレーニング法が書かれています。簡単で続けやすいトレーニングが多く、実用性が高いです。
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