ブックキュレーターhonto編集員
今だから考えたい、日本における自転車の交通事情がわかる本
自転車に関する法律改正や、取り締まりの強化がニュースになることがあります。一方で、小学生が起こした自転車事故による高額賠償がニュースになったこともありました。普段から自転車乗っている方はもちろん、歩道や車道を走る自転車に思うところがある方も、自転車について考え直すための本を集めました。
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自転車の安全鉄則
疋田 智(著)
本書では、日本の自転車レーンや道路交通法のどこがダメなのかが、非常にわかりやすく解説されており、日本において自転車の置かれている立場を知ることができます。また、一時期ニュースになった「ママチャリの3人乗り問題」についての顛末も記されており、包括的に自転車事情を学ぶことができます。
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それでも、自転車に乗りますか?
佐滝 剛弘(著)
実際に自転車通勤に利用している道に潜む危険のレポートや、著者が起こした自転車事故の実例が書かれています。著者の実体験だからこそ伝わってくる臨場感が本書にはあり、自転車事故を起こしてしまった場合の対処や保険についても学べます。多くの写真が掲載され、日本と世界の取り組みがわかりやすく紹介されています。
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自転車に冷たい国、ニッポン 安心して走れる街へ
馬場 直子(著)
本書では、自転車事故の裁判例を挙げたうえで、自転車事故率が1位もしくは2位である香川県の事情を紐解いていきます。どのような道路が事故を引き起こしているのか、どのように改善をしていくべきなのかが簡潔にまとめられています。自転車と道路行政の概観が学べる一冊です。
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