ブックキュレーターhonto編集員
深入りせずに、まずはここから!すぐに怖さが伝わってくるホラー短編集
ホラー小説を読んでみたいけれど、長編だと時間が足りないし、ラストの展開まで時間を要するのがもどかしい!という人は、短編集から読んでみてはいかがでしょうか。短編だから起承転結が簡潔で、怖さがすぐに湧き出てきます。さまざまなホラーの短編で、短いけれど凝縮した恐怖を味わってみませんか。
- 28
- お気に入り
- 2615
- 閲覧数
-
SFの巨匠、小松左京のホラー短編集です。「すぐそこ」は、山道を歩いていると、いつの間にか異世界に入り込んで帰れなくなってしまう話。表題になっている「霧が晴れた時」は、ハイキングに出かけた一家の前に現れた立ち込める霧が、街全体を飲み込んでしまう話です。小松左京のSFと一体化したホラーが凝縮しています。
-
「ファントム・ケーブル」は、ある日かかってきた「ヒトゴロシ」と執拗に罵る電話に怯えながら、かつて垣間見た闇を思い出す男の話。「幻影錠」は、どんな錠前でもピッキングで解錠できる男が、神か悪魔の住む世界につながっていそうな神秘的な錠前を開く物語。救いのないラストが訪れる短編集です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です