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タブーな不倫は本で楽しむ!アラフォー、アラフィフ既婚者に捧げる不倫小説
既婚者は恋愛をしてはいけないのでしょうか?答えは「No」です。なぜなら人を好きになるのは自由だから。でも不倫は絶対にいけません。ならば本のなかで疑似体験的に楽しもう!ということで、特にアラフォー、アラフィフが登場し、同年代の既婚者なら「わかる」と感じてニヤリとし、ハッとして愛について考える、さまざまな形の不倫小説を紹介します。
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タイトルから濃くあつくるしい話を想像しますが、不倫をテーマにしつつも、よしもとばなならしい清潔感と明るさがあふれる短編集です。その1つ、主人公が不倫相手の妻から嫌がらせの嘘の電話をもらう「電話」。電話をきっかけに、この不倫が愛が、肉体的ではなく精神的なものであることを痛感します。既婚者なら誰もがハッとするでしょう。
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橋を撮るために来訪した写真家・ロバートと、平凡な農家の主婦・フランチェスカとの、たった4日間だけの禁断の恋。運命の出会いを経て結婚し平穏で幸せな生活を送りながら、電撃的に運命の出会いがあったら・・・自分ならどうする?と、中高年既婚者の誰もが考えさせられつつ、2人の潔い決断と生きざまに、感涙がやまない本です。
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テニスボーイの憂鬱
村上 龍(著)
仕事より女性とテニスを愛する男・青木のいわゆる「ベタ」な不倫話。CMモデルの愛子、出張先で出会った可奈子との逢瀬と別れ。それを経て成長するかと思いきや「男ってやつは、もう・・・」と、情けなくもホロリ。仕事に家庭に疲れ気味の男性はラブロマンスとして、女性は夫の心理を理解するテキストとしても楽しめます。
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