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「抗日」だけど日本で爆買い!?現代の「中国人」の本質に迫る本
電化製品などを大量に購入する中国人の「爆買い」は記憶に新しいところです。しかし、同時に「抗日」と呼ばれる反日姿勢も続いていて、中国人は本音がつかみづらい、と感じている方も多いようです。また観光地などでは、異なるマナーから摩擦が起こることもあります。そこで、現代の「中国人」の本質について理解を深められる本を紹介します。
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いまだ根強く続く「抗日」姿勢とともに、日本製品がよく売れることでも知られている中国。本書では日本に対する憎しみと愛着を併せ持つ、現代の中国人の心情にスポットを当てています。極悪非道な日本人を描く「抗日ドラマ」や、日本文化を学びたい若者とその親たちのぶつかり合いについてなど、リアルなエピソードが読める一冊です。
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中国人の行動の意味を解説している本です。世界中からそのマナーを批判されることの多い中国人ですが、その行動にはそれなりの意味があるようです。「大声でしゃべる」「料理をたくさんオーダーする」といった行為が生まれた理由など、中国の文化的背景を解説しながら、その疑問に答えてくれています。
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中国人を理解する上で絶対に必要なのが「面子」という概念です。「謝罪をしない」「自己主張ばかり」といったプライドの高さが指摘されていますが、そのプライドの高さは国内における長年の争いから生まれた「防衛本能」である、と著者は指摘します。対中ビジネスにおいては、この「面子」を理解することが大切なようです。
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世界に広がり富を築いている華僑たち。彼らの思考方法や行動パターンをまとめた一冊です。「頑張らない」「借りを作りまくる」など、華僑ならではの人脈と財を築くための合理的な思考方法がいろいろと紹介されています。細かいことにこだわらないからこそ大きく利益を出せる。そんな彼らの生き方には、納得させられるものがあります。
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中国人の爆買いをテーマに、彼らの現状や本音をリサーチしている本です。なぜ日本で爆買いをするのか、中国人ガイドのキックバック問題、中国人のマナーにとまどったときの対応法、中国人富裕層の本音など、日本のメディアでも頻繁に取り上げられる「爆買い」の現状やそれに付随する問題を理解するのに役立つ一冊になっています。
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