ブックキュレーターhonto編集員
勝負の世界が覗けます!将棋のプロ棋士の悲喜こもごもが描かれた本
将棋に興味をもつようになると、気になってくるのがプロ棋士の世界です。結果がすべての勝負の世界では、人間味あふれる無数のドラマが展開されています。病と闘いながら夢を目指す者、挫折を乗り越えて再挑戦する者、そして勝負の残酷さや悲喜こもごも・・・。棋士たちの人生に触れて、さまざまな感動を発見することができる本を紹介します。
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一度は断たれたプロ棋士への道。しかし、楽しく指すことの意味に気づいたとき、すべてが変わり始めました。プロを断念した後にアマチュアとして好成績を上げ、異例のプロ編入試験を突破した著者の実話です。その時々での著者の心境や人との縁などをメインにした本なので、知識がなくても共感しやすい内容となっています。
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二度の挫折の後、介護ヘルパーを経て、戦後最年長となる41歳でプロ棋士となった著者による半生記です。プロ入りするまでのさまざまな局面での著者自身の弱さや迷いが赤裸々に綴られています。介護ヘルパーとしての経験がプロ入りのかかった対局で役に立つなど、将棋は人間力の勝負だと実感させられる一冊です。
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今宵、あの頃のバーで
先崎 学(著)
プロ将棋の世界を題材としたエッセイ集です。「週刊文春」で長期連載されたもののなかから、選び抜かれた81編が収録されています。著者は佐藤康光などのトップ棋士と親交の深いプロ棋士であり、その軽妙な文章力には定評があります。同業者だからこそ書けるエピソードが満載で、人間味あふれる棋士たちの姿が印象的な好著です。
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中学生でプロとなった高校生棋士と、彼を取り巻く人々の人間模様を描いたコミックです。フィクションですが『今宵、あの頃のバーで』の著者で、プロ棋士でもある先崎学が将棋監修していることもあり、勝負の世界の厳しさや妬みなどもしっかりと描かれています。市井の世界と将棋界、どちらで起こるドラマにも惹き込まれること必至です。
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