ブックキュレーターhonto編集員
想像以上に奥深い世界が広がっています!辞書をもっと楽しむための本
仕事や勉強、手紙を書くときなど、その道具として使う辞書。ずっしり重くて堅いイメージがありますが、実は一冊一冊がとても個性的なのです。それぞれに編纂した人々の熱い思いと多大な苦労、そして物語や謎が秘められています。その奥深い世界を知ることで、辞書がもっとおもしろくなる。辞書の隣に並べ、辞書とともに楽しめる本を集めました。
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客観的で現代的な語釈の『三省堂国語辞典』をつくった見坊豪紀、対して主観的でユニークな語釈の『新明解国語辞典』をつくった山田忠雄。2人はかつてともに一冊の辞書を作るも、ある日決別します。2人の編纂者の間に何があったのか?語釈に秘められた意味や取材から昭和辞書史の謎を解く、ミステリーのような辞書をめぐるドキュメントです。
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辞書編纂者を「辞書屋」と呼び、世界のさまざまな辞書編纂をめぐるドラマを綴った一冊です。『オックスフォード英語辞典』を作ったマレー、日本初の近代的辞書『言海』の大槻文彦、『カタルーニャ語辞典』を作った著者自身など、辞書屋たちのドラマを覗き見ることで、堅いイメージの辞書に個性的な人間味を感じられるようになるでしょう。
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辞書、のような物語。
明川 哲也(著) , 森山 東(著) , 戌井 昭人(著) , 大竹 聡(著) , タイム涼介(著) , 田内 志文(著) , 西山 繭子(著) , 波多野 都(著) , 藤井 青銅(著) , 古澤 健(著)
街外れで「辞書引き屋」という商いをする男の話、夢も希望も失った男が出会った魔法の辞書占いの話、祇園の生き字引という恐ろしいお遊びの話など、作家や漫画家が辞書にまつわる物語をさまざまな世界観で綴ったアンソロジーです。不思議な辞書や思い出の辞書、励まされる辞書など、辞書の多彩な表情を楽しめます。
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