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親の非常時に慌てないために!今から読んでおきたい本
長寿化が進み、少子高齢化社会を突き進む日本。そのため親の介護や亡くなったときの手続き・相続など、子世代が向き合わなければならない問題は山積みです。そのときになって考えればいい、と子世代の方は問題を先送りにしていませんか?親が元気でいてくれるうちに少しずつ調べておきたい、備えておきたいことがぎゅっと詰まった本を集めました。
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うちの親はまだまだ元気だし・・・と、本書を手に取るのをためらっている方は、人が亡くなった後の手続きの煩雑さをご存知でしょうか。できれば親が元気なうちに相談を重ね、くるべきときに備えたいもの。この本は、いざというときに必要な手続きや届出が時系列に整理され、書類の取得方法や記入例もわかりやすい、とても頼りになる一冊です。
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少子高齢化の現代、実家の片づけに悩む子世代が増えています。本書では、片づけの対策ポイントを『サザエさん』でおなじみの磯野家をモデルにシミュレーションしています。同級生たちのアドバイスを受け、カツオは実家の片づけをどう解決するのでしょう。具体的にイメージしながら楽しく読めるので、実家の片づけ入門書としてオススメです。
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マンガおひとりさまの遠距離介護けもの道 正 ハハとムスメのバトルあるある
たけしま さよ(著)
離れて暮らす親の介護について、娘の立場から描いた介護マンガです。父の死と同時に突然始まった母の介護。少し痴呆の症状が出てきた母を介護するのは、仕事をもつ娘。母との日常がユーモラスに描かれていて、介護や社会福祉制度の体験談としてもわかりやすい内容になっています。既婚非婚を問わず、娘であるすべての方に読んでほしい本です。
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親の介護を考えたとき、選択肢の一つとして「施設」への入居も考えてみてはいかがでしょう。本書は、施設のサービスの違いや予算の目安、見学の確認ポイントなど、誰もが不安に感じることが簡潔に整理されています。親と子それぞれの人生を大切にするために、情報はしっかりと集める必要があります。親世代の備えとしてもオススメの一冊です。
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近年の終活ブームで、遺言や相続に対する関心が高まっています。中途半端な遺言を遺したがために、「ふつうのお宅」でも相続争いが起きるケースも多いのだとか。本書では相続の基礎知識はもちろん、ふつうの家庭で起こりうる事例を数多く取り上げ解説しています。不要な争いを起こさずにすむよう、家庭に備えておきたい本です。
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