ブックキュレーターhonto編集員
激動の時代ならでは!珠玉の人間ドラマが堪能できる戦争を題材にした小説
戦争は悲惨なものですが、同時に、人々の運命や社会のありようが大きく変わる特殊な時期でもあります。そのため、昔から多くの文学者が戦争をテーマにした物語を書いてきました。ここではそのなかでも、物語がドラマチックに展開する小説を紹介します。戦争という激動の時代に繰り広げられる、珠玉の人間ドラマを堪能することができます。
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南北戦争とその前後の時代を舞台に、1人の女性の半生を描いた大河ロマンです。主人公は南部の大農園主の娘で、彼女の環境の変化がそのまま戦争による南部の変化を映し出しています。また、全編を通して描かれる2人の男性との恋愛模様も見逃せません。動乱の時代に、戸惑いながらも強く生きる主人公の姿が感動的に描かれています。
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誰がために鐘は鳴る 改版 上
ヘミングウェイ(著) , 大久保 康雄(訳)
1936年に始まった、スペインの内戦を舞台にした小説です。ある作戦のためにゲリラと共闘すべく現地に潜入した主人公は、内戦によって心に傷を負った少女と出会い、恋に落ちます。大河小説とは違い潜入から作戦決行までを集中して描いており、ヒロインの純粋さと彼女を想う主人公の行動が、読む者の心を強く揺さぶります。
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武器よさらば
ヘミングウェイ(著) , 高見 浩(訳)
『誰がために鐘は鳴る』と同じ著者の小説で、第一次世界大戦当時のヨーロッパが舞台になっています。敗勢のなか軍から離脱した主人公はかつて恋に落ちた女性と再会し、幸せをつかもうとするのですが・・・。著者の実体験がベースとなっており、実感のこもった戦時下の描写や、混沌とした時代のなかでの喪失感がとても印象に残ります。
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ドクトル・ジヴァゴ
ボリース・パステルナーク(著) , 工藤 正廣(訳)
ロシア革命から内戦という同国史上有数の激動の時代を背景に、医師であり詩人でもある主人公の生涯とその恋愛を描いた力作です。内戦のなかで主人公は地方に移住してある女性と再会するのですが、思わぬ運命が彼を襲います。時代の転換期特有の先の見えない感覚がリアルに描かれ、後半の盛り上がりも見事です。
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